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おいで野洲アルバム

よみがえったツッカーハウス ( )

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老朽化のため約10年にわたる改修工事が行われていたツッカーハウス(近江八幡市北之庄町)が昨年秋ほぼ完成し、5月15日から20日まで見学会が開かれた。
米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが結核療養所として設計し1918年開院したが、1980年ころからは管理棟として使われるのみとなり老朽化が進んでいた。
建物の保存再生に向け、認定NPO法人「ヴォーリズ遺産を守る市民の会」と建物を所有する公益財団法人「近江兄弟社」が協力し2012年から屋根瓦のふき替えや耐震補強などの改修保存工事が行われてきた。凍結保存に近い修復のため現在の住環境に適合しない部分もあるが、継続的な内部の公開や今後の活用方法などについて今年度中に決めたいと担当者は話している。

< 2023年05月22日(月) 取材:髙山博光 >

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