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8月1日、近江八幡市白王町にある伊崎寺で「伊崎の棹飛び」が行われた。

崖から突き出た長さ13メートル、高さ7メートルの棹の端から飛び込むこの行事は「捨身の行」とも言われ、人々の願いを背負い自らを犠牲にして仏道を求める修行とされ、1000年以上の歴史があると伝えられる。

棹飛びをするのは百日回峰行を成し遂げた行者達で、初めて飛ぶ東京・東光寺の福田廣文さん(28歳)と大津・千手院住職小林隆真さん(35歳)は緊張した様子。11回目となる鳥取・転法輪寺住職の羽馬康俊さん(44歳)は「心願成就を願い、琵琶湖の力を感じて、災害で苦しんでおられる方々や皆さんの御加護を頼みたい」と語った。

厳粛な雰囲気の中、行者達が合掌し次々と琵琶湖に身を投じるたび、参拝者らから拍手がわいた。

 

●お問い合わせ
伊崎寺
〒523-0803
滋賀県近江八幡市白王町1391
TEL:0748-32-7828

< 2017年08月9日(水) 取材:池田 伊穂 >

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