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おいで野洲アルバム

勧請縄で迎春 奥石神社 ( )

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近江八幡市安土町の奥石(おいそ)神社では、「勧請縄(かんじょうなわ)」を吊って新年を迎える。
毎年12月中旬、氏子総代と乙名(おとな)と呼ばれる人たちによって勧請縄が作られ、参道中ほどの立木に渡して吊るす。勧請縄は、村に悪霊や疫病が入って来ないよう、村の出入り口などに吊ったのが始まりと言われており、1814(文化11)年発行の「近江名所図絵」には、奥石神社の参道に勧請縄が吊られている様子が描かれている。
県の無形民俗文化財に指定されている勧請吊り習俗は湖東や湖南地区に集中しており、集落ごとに特色ある意匠で作られている。

< 2020年12月21日(月) 取材:髙山博光 >

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