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おいで野洲アルバム

ひそかに息づく摩崖仏 ( )

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野洲市の三上山(別名 近江富士)の北側にある標高270mの妙光寺山は、鎌倉時代に彫られた妙光寺山摩崖仏があることで知られる。崖に露出した巨大な花崗岩に高さ170㎝・幅95㎝・深さ15㎝の彫り込みを作り、その中に高さ155㎝の蓮華座に立つ地蔵立像が半肉彫りで刻まれている。鎌倉時代の元亨4年(1324)7月10日造立と刻まれた貴重な摩崖仏だ。付近には古墳をそのまま用いたと思われる龍神を祀る岩神の祠「岩神大龍神の岩屋」があり、石碑によると「岩神大龍神」は1500年前に鎮座したとされるが詳細は不詳。

< 2021年05月17日(月) 取材:髙山博光 >

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