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撮影メモ
甲賀市の碧水(へきすい)ホールで開催された「バイオリンを弾いてみようワークショップ(体験講座)」に参加した。音符の読めない初心者でも参加でき、2日間で手ほどきからコンサート出演まで体験できるとあって、毎年人気の講座だ。今回も定員の2倍以上の応募があり、子ども11名を含む22名が受講した。
<1日目> まず大人と子どもに分かれ、大人は「サザナミ記念アンサンブル」(弦楽器のみで編成)指揮者の鈴木博詞さんの指導で、1時間ほどの間に2曲弾けるようになった。子どもは同アンサンブルのコンサートマスター、河本学さんの指導でバイオリンの扱い方からじっくりと学ぶ。 「野球やサッカーなどの超一流選手は、無駄な力の抜けた、柔らかい体をしています。同じように、バイオリンもいい音を出すための体の使い方があるんだね。君たちが生きていく上で、体の使い方を意識するというのはとても大事なことだと思う。そういったことをバイオリンを通じて感じてもらえたらうれしいな」と河本さん。 初めは緊張気味だった子どもたちも、自分の小さなバイオリンから出た音に、目を輝かせていた。 <2日目> 大人はコンサートの準備と曲の仕上げをした。簡単なメロディーにビオラやチェロが加わると、 なんだか急に自分が上手になった気分になり、面白くてたまらない。 練習の合間に、参加者は指揮者の鈴木さんを囲んで「サザナミ記念アンサンブル」が6年前にできたいきさつや、普段の練習の様子などを聞く。メンバーの中には「孫ができた記念に」と始めた方もいらっしゃるとのこと。鈴木さんが「愛の挨拶」(エルガー作曲)をさらっと弾かれるのをうっとり聴いているうちに、リハーサルへ突入。子どもは朝からホールで前日のおさらいと、今日のコンサートの準備に入る。慣れてきたせいか、のびのびと弾いている。 いよいよ「サザナミ記念アンサンブル 第6回定期演奏会」が始まった。 「サザナミ記念アンサンブル」のみなさんが、最初に「水上の音楽」(ヘンデル作曲)を奏でる。前日の練習の時と、本番の音の違いにびっくりする。音楽に向かって、気持ちがひとつになっているのがしっかりと感じられた。そしていよいよワークショップの参加者の出番。温かい拍手に迎えられ、大人も子どもも元気いっぱい「キラキラ星変奏曲」などを披露した。 鈴木さんの「みなさんが音楽を楽しもうという気持ちを、何よりも大事にしていきたい」という気持ちが聴いている人にも伝わる、あたたかいコンサートだった。 ■ サザナミ記念アンサンブル メンバー募集中 ■ 毎週木曜日(月3回)に碧水ホールで練習しています。 子どもの部18:00〜、大人の部19:30から。見学もできます。 対象:6歳から70歳くらいの方。全く初めての人も参加できます。 詳しくは関連リンク先の「参加してみよう!」をどうぞ。 ●お問合せ 碧水(へきすい)ホール 「サザナミ記念アンサンブル」 甲賀市水口町水口5671 TEL:0748-63-2006 FAX:0748-63-0752 2006年10月1日 撮影:高井貴子
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