正式名称を「賀茂御祖神社（かもみおやじんじゃ）」という下鴨神社は、平安京以前に創祀された京都最古の神社で、トヨタ自動車の豊田章男社長も崇敬しています。
境内を取り囲んでいる森全体が史跡「糺の森（ただすのもり）」で、樹齢200～600年の樹木が約600本あり、原生林の植生を伝える貴重な自然林となっています。境内には国宝に指定されている本殿２棟や、楼門、舞殿、神服殿、四脚中門など53棟の重要文化財社殿が並んでいます。1994年にはユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
市街地に残る豊かな自然は四季折々に美しい表情を見せ、京都の観光名所としてはもちろん、市民の憩いの場にもなっています。 ※特別に許可を得て撮影しています

西洞院三条を下ったところにある町屋イタリアン「ilpozzo（イルポッツォ）」。築100年以上の京町屋を改装した落ち着いた雰囲気の店内で、坪庭を眺めながらゆったりとした時間が過ごせます。
市場で仕入れてくる新鮮な食材を使い、素材の風味を際立たせた本格イタリアンが絶品！週末は満席になることも多い人気店です。
今回はパスタに前菜９種盛、パン、デザート、ドリンクも付いた大満足のランチメニュー「planzo B」（1,500円）をいただきました。 ※特別に許可を得て撮影しています

京都には生活の中から芽生え、自発的で自由な発想のもと育まれた独自の文化があります。「京都文化博物館」は、そんな京都の歴史と文化を幅広いジャンルで紹介する総合的な文化施設です。
１階には、江戸時代末期の京の町家の表構えを再現した「ろうじ店舗」があり、食事やショッピングが楽しめます。２階の総合展示室では、平安から昭和までの京都の歴史を実物資料や映像資料でわかりやすく紹介しています。４階の特別展示室では年間を通して斬新で魅力ある企画特別展が開催されています。
シンボルともいえる赤レンガ造りの別館は、旧日本銀行京都支店の建物で、明治を代表する近代建築として重要文化財に指定されています。ホールでは、展示やコンサートなども行われ、この建物ならではの雰囲気を楽しむことができます。 ※特別に許可を得て撮影しています

「花も、菓も、然るべき姿へ。」がコンセプトの然花抄院は、「『然』かすてら」を中心に展開するお菓子のお店です。
今回お邪魔した京都室町本店は、老舗が軒を連ねる室町通りに佇む築300年の町屋を改装したお店で、カフェ、ギャラリー、ショップ、工房が併設されています。
町屋の面影が残るモダンな店内には、できたてのお菓子の甘い香りが漂い、中庭から四季の移ろいを感じることができます。
看板商品の「然」かすてらは、丹波黒豆を食べて京都で育てた鶏の卵黄を使用したカステラ生地を、紙の器で焼いています。中までしっかりと火を通さず、とろりとした濃厚な食感をもつ独特のカステラで、お土産にも喜ばれそうです。 ※特別に許可を得て撮影しています

京都からの帰り道、国道１号線から東山ドライブウェイへ入り、京都市街を一望できる将軍塚の市営展望台へ立ち寄りました。
京都で最も有名な夜景スポットで、週末のみならず連日連夜カップルをはじめ大勢の人が夜景観賞に訪れます。
京都タワーを中心に碁盤の目に区画された京の街並みがキラキラと輝いていました。 ※特別に許可を得て撮影しています