心のページ
このページは市民から人格者と認められ、思想的に偏らない方に事務局からボランティアをお願いし、悩みの多い青少年や市民にメッセージを送っていただくコーナーです。
北野 宗道さん

昭和13年滋賀県生まれ
裏千家正教授
天津商科大学裏千家短期大学講師
(社)茶道裏千家淡交会特別参事
(社)茶道裏千家淡交会滋賀支部幹事長
守山市教育研究所運営委員長
現在、守山と京都にて茶道教室を開校


今週(4月22日号)、毎日新聞の情報紙
「Oh!Me」に掲載された心のページ

2004.4.22

形から入る



皆さんがお茶を習い始められる動機は様々です。「行儀作法として習いたい」「お稽古を通じて友達をつくりたい」「お茶人の取引先の方と話が合うようにしたい」「陶器や骨董品に興味がある」「茶の心を知りたい」…等々。

最初は「おじぎの仕方」「ふすまの開け閉め」「歩き方」…と、めんどうくさい?ことが多く、棒を折る人も少なくありません。

本やビデオで能率よく勉強したいと言い出す人もあります。それも悪くはありません。しかし、茶の稽古はそれ自体が本番なのです。稽古を通じて心を作っていくところに目的があります。

日本の習い事のほとんどは「茶道」「華道」「剣道」…と言うように「道」がつきます。道の行く先は心です。

形から入っても、心から入っても良いと思いますが、大抵は形や技から入ります。
最初はぎこちなくとも、そのうち自分のものになってくると動作に柔らかさが出てきます。動作が不自然で無くなった時、不思議と心も養われているものです。
茶は一見、堅苦しいようですが
実は自由で柔らかいものなのです。