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心のページ
このページは市民から人格者と認められ、思想的に偏らない方に事務局からボランティアをお願いし、悩みの多い青少年や市民にメッセージを送っていただくコーナーです。
田中 千凱さん
写真集「花を育て 花を撮る」より転載
写真・文 / 田中千凱

田中 千凱さん  昭和9年生まれ。昭34年、岐阜県立医科大学(現・岐阜大学医学部)卒。昭42年、岐阜大学医学部講師。昭49年、岐阜市民病院・外科部長、同副院長。平成6年、同院長。平12年4月より現職 岐阜中央病院院長。
平成16年3月1日写真集「花を育て 花を撮る」を出版。

今週(7月15日号)、毎日新聞の情報紙
「Oh!Me」に掲載された心のページ

人は自然に帰る

人は青春時代 洋服、ネクタイ、ベルト、靴、 時計、その他もろもろのガラクタを大切に思い 若い女性にうつつを抜かす。

老いが忍び寄ると多くは詩人となり
どこまでも青い空
あかず眺めるうろこ雲
まばゆい朝日
残照の山並み
悠々と流れる河
色とりどりに咲き乱れるお花畑

これから自分たちが帰っていこうとしている自然にあこがれと郷愁を抱き
残り少ない人生をその中に生きようとする。

世話をし、育てたどの草花樹木も思い出にあふれているが、永遠のものはない。
その一瞬の輝きは心の中に、またわずかに写真の上にとどめられている。

夏の訪れ

おだやかに青く広がる空
山なみはるかな線
明るい緑と色とりどりの花にあふれる草原
勢いよく葉がおい茂る 林や森
ふりそそぐ せみの声

山の夏は駆け足でやってくる

一瞬のきらめきは 秋風と共に消えていく