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心のページ
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このページは市民から人格者と認められ、思想的に偏らない方に事務局からボランティアをお願いし、悩みの多い青少年や市民にメッセージを送っていただくコーナーです。
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松山 克子さん
昭和17年東京生まれ。東京藝術大学付属音楽高校を経て同大学音楽学部卒業。県立石山高校音楽科フルート科講師を19年間務め、多くの優秀なフルーティストを育てる。22年前にフルートオーケストラ湖笛の会を結成し、3回の海外公演を行うなどその活躍は常に注目を集めている。日本フルート協会常任理事、フルートコンクールの審査員等を務める。県社会教育委員、各種審議会委員、甲西町教育委員長、甲賀郡初の女性PTA会長などの実績から推され2001年より甲西町議会議員、現在2期目。 |
今週(8月5日号)、毎日新聞の情報紙
「Oh!Me」に掲載された心のページ
| 幼稚園のコンサートで |
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ある幼稚園でのコンサートで"童謡"を演奏した。果たしてどれだけの子供たちが知っていてくれているだろうか、と懸念しながら…。後に「赤ちゃんの時にお母さんが歌ってくれたような気がする」という子供の声を園長が聞かせてくれたときに、童謡のもつ不思議な力を感じた。
50代以上の人々には子供時代の懐かしい思い出であり、もっと上の世代には穏やかなどこかのん びりした"昔"の日本の風景そのものであるに違いない。私も童謡を演奏するたびに"日本人でよかった"と思う。あの情感は日本に生まれ育ったから理解できるし親から受け継いだ血に流れる何かを感じる。外国の一流の演奏家が日本人へのサービスとして童謡を演奏することがあるが、違うよ、違う、何かが違うと言いたくなってしまうのだ。 童謡の素晴らしさは、何といっても美しい「詩」にある。詩の韻律をいかした旋律が我々の心を揺さぶる。一時、詩の内容が今の子供たちに理解できないという理由で"荒城の月"などが教科書から削除された。今は復活しているが"大人"が自ら日本人の心を否定するようでは、心さびしい。彼らが好む歌は往々にしてリズムが先に立ち歌詞があとから乗っかっている。時として日本語をも乱す、その組み立て方もテンポ感も童謡の持つ世界とはまるで正反対といえる。この子達が大人になった時、一体心にどんな歌が残るのであろう。 現在日本人の好きな歌のトップが「ふるさと」「赤とんぼ」だと言うのは嬉しい限りであり、この心の原風景だけは絶対に引き継いでいって欲しいと思う。 |