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心のページ
このページは市民から人格者と認められ、思想的に偏らない方に事務局からボランティアをお願いし、悩みの多い青少年や市民にメッセージを送っていただくコーナーです。

松田 保さん

1948年滋賀県生まれ。
金沢大学教育学部卒業。県立甲南高校、県立守山高校、県立守山北高校にて33年間の高校教諭を務める。その間、1993年よりU-15、16、17の日本ユース代表監督に就任し、1994年第6回U-16アジアユース選手権大会優勝。翌年の1995年には、第3回U-17ワールドユース選手権大会の指揮を執る。2001年には日本サッカー協会公認S級コーチライセンス取得。現在、びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部競技スポーツ学科助教授。

今週(12月9日号)、毎日新聞の情報紙
「Oh!Me」に掲載された心のページ

「心とスポーツの時代へ」

20世紀、人は、便利さと豊かさを追求するあまり、自然破壊を繰り返し、人間の魂までも壊してきた。私は、21世紀はいま一度、生命や健康の原点である「Spirit(こころ)」の豊かさを追求しなければならないと考えている。そのためにスポーツが果たすべき役割は、日本の古き良き精神文化を継承することだ。日本の精神文化はかつて、規律を大切にしたフェアで美しい生きざまを持っていた。
スポーツを通じてこの精神文化を継承することにより、人間の野性的で純粋な美しい心を取り戻し、自己と他者の共存を図る。そして報復の厳禁をうたった規律を守るフェアプレー精神を徹底することで、ひとりひとりの自由が保障される。また、個性が生かされる国民性と、健全なナショナリズムが生まれてくるはずだ。
全人類がスポーツを愛し、実践することによって、テロや戦争のない地球に導かなくてはならない。
1998年フランスW杯でフランスが優勝したとき、フランスのサッカー界は「民族のるつぼのようなフランス代表チームの活躍に、フランス全国民が熱狂した。これが真のフランスの姿だ。いろいろな国(移民の出身国の文化)の遺産があるからこそ、フランスは自由で民主的な国でいられるのだ」と、度量のせまい民族主義をぶっ飛ばした。
スポーツには、「予期せぬ力」「理解を超えた潜在力」があると確信している。だからこそ、わたしは33年間、サッカーの奥深い魅力を味わいながら指導者として、選手とともに育てられてきた。

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