滋賀ガイドトップへ


昭和最強の囲碁棋士・呉清源(ご・せいげん)の生涯を描く
中国映画の近江八幡ロケ始まる!

呉清源さん(90才・東京在住) 

昭和最強の囲碁棋士、呉清源(ご・せいげん)さん(90才・東京在住)の生涯を描く中国映画「呉清源」の撮影が10月15日から近江八幡市内で始まった。

1914年に中国で生まれ呉さんは父の影響を受け、少年期より北京の囲碁界で頭角を現す。やがて天才棋士・呉清源の噂は日本にまで伝わり、14才で日本に招かれる。彼の囲碁留学をサポートしたのは、ときの総理大臣・犬養毅であり、前総理・西園寺公望であった。
18才の時、既に日本棋院界で頂点の戦いをし、新棋譜を実践。日本囲碁界に新風を吹き込む。しかし当時日本は植民地政策を始め、中国に進駐した時代。囲碁界で敵無しの呉さんであったが、戦争の時代に生きる大変さは筆舌に尽くしがたいことであった。そんな彼を支えたのが当時新聞記者の川端康成。川端は呉さんを 支持し、彼の天分を見出した一人でもある。

田壮壮 (ティエン・チュアンチュアン)
監督 (52才)

張震(チャン・チェン)さん
(28才)

日中戦争、太平洋戦争、そして敗戦…混乱期にあっても呉さんは中国に帰国せず、日本で棋士として生き続ける。そして戦後、呉さんは日中の国交正常化に尽力する。1984年には現役を引退。90才の今も元気に後進の指導にあたっている。

映画「呉清源」は呉さんの伝記的な作品。物語は昭和の東京、その戦前・戦中・戦後を中心に描かれる。この時代を撮影できる場所を探し求めたスタッフは、最もふさわしいまちとして近江八幡市を選んだ。
メガホンをとるのは「青い凧」、「春の惑い」などの作品で数々の国際映画賞を獲得してきた田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)監督(52才)。主演で呉さんに扮するのは台湾出身の俳優、張震(チャン・チェン)さん(28才)。日本からは松坂慶子さんが出演する。

今後12月下旬まで市内各所、近隣の五個荘町や永源寺町でロケは行われ、映画の完成は来年5月の予定。映画の中で近江八幡がどのように描かれるのか、完成が楽しみだ。


■その他関連リンク
八幡ガイド

近江八幡市

はてなダイアリー 呉清源

はてなダイアリー 田壮壮

張震 俳優データ ウォン・カーウァイ解体新書(個人サイト)



滋賀ガイドトップへ