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30年通い続けて2000軒以上 あの街この街 銭湯は楽し

掲載日: 2015.12.2

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カトリック彦根教会 司祭 柳本 昭さん(彦根市在住・59歳)

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銭湯に魅せられ、通い続けて30年になる柳本昭(やなぎもとあきら)さんはカトリック彦根教会(彦根市)の司祭。ほぼ毎日通い、出張などを利用して全国各 地の銭湯も回っている。その数2000軒以上。銭湯好きが集まって銭湯を楽しむ会「銭湯探検隊」を結成し、手作りの情
報誌「入浴待夢巣(にゅうよくたいむす)」を発刊するなど銭湯の楽しさを伝え続けている。

最初は建物への興味から

銭湯に興味を持つようになったのは20代後半、東京カトリック神学院に通っていたころ。通学路沿いにある古くて風情のある建物に興味を持った。それは銭湯 だった。入ってみると、大きい風呂は開放感があり気持ちがいい。いつ行ってもすぐに入れる気軽さが気に入った。
住んでいた東京都練馬区には数十軒の銭湯があり、日替わりで通い始めた。京都に帰省してからも町家造りの銭湯などを探して歩いた。
31歳で司祭職となり、京都、長野、三重を経て4年前にカトリック彦根教会に赴任。出張や研修会のついでに全国の銭湯も巡っている。
韓 国の済州島へ出張したときも煙突を頼りに銭湯を探し出した。朝から営業していたので1日3軒入り、計20~30軒の銭湯を体験した。日本より水風呂が大き く、脱衣場の一角に散髪屋があった。シャワーはあるが蛇口や風呂桶がないところが多かった。これは手ぬぐいに石けんを塗らず「あかすりタオル」を使うから だという。
日本でも、関東は壁面に富士山の絵が描いてあるが、関西はタイルのモザイク画が多く富士山にこだわらないなど地域によって違いがあり面白い。
「風呂でリラックスしながら(礼拝の)説教の組み立てを考えたりします。常連さんと親しくなり、町の裏道巡りも楽しいですね」

 

仲間たちと楽しむ会結成

「入浴待夢巣」から

25年前、銭湯で知り合った銭湯好きと「銭湯探検隊」を結成した。そのときの例会案内状が「入浴待夢巣」だった。
その後、発起人に代わって案内状を出す係になり、17年前に活動のお知らせの他に銭湯や町の情報も掲載した情報誌としてリニューアルした。挿絵も自分で描き、パソコンが苦手なので切り貼りしている。2015年10月に168号を発行。メンバー約40人に配布している。
銭湯探検隊の例会は毎月1回。行き先は大阪を中心とした関西の銭湯だ。例会の後の飲み会も楽しい。三重の離島に泊まりがけで行ったこともある。

県内に残る貴重な18軒

30年前は滋賀県内に70~80軒あった銭湯が、現在はわずか18軒。設備の老朽化と経営者の高齢化、後継者不足が原因だ。常連も高齢化してしまった。
し かし県内にはまだまだ貴重な銭湯が残っている。彦根市の「山の湯」は昭和10年前後に建てられた昔懐かしい建物で文化財的価値がある。大津市には「小町 湯」や「みゆき湯」など伝統的な建物の銭湯が多い。石山の「容輝湯(ようきゆ)」はカーブした屋根の唐破風(からはふ)が立派だ。
「『関西てくてく銭湯』という町歩きと銭湯を楽しむツアーの彦根編で案内人も務めました。全国の銭湯はピーク時の約6分の1に減ってしまいましたが、最近素朴な銭湯が見直されています。銭湯は面白いですよ。ぜひとも行ってみてください」
(取材・鋒山)

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