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日本茶カフェで古民家再生
還暦からのチャレンジ 人と出会いに支えられ

掲載日: 2015.11.4

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茶ろん 坪六 店長 坪田 操さん(東近江市在住・61歳)

還暦世代にとって、社会の第一線を退いた後、いかに生きがいを模索するかは大切な問題だ。小さなチャンスを生かし、新たな人生の挑戦をしているのが、東近 江市の坪田操(つぼたみさお)さん。空き家だった古民家を活用して60歳で日本茶カフェ「茶(さ)ろん 坪六(つぼろく)」を開業した。坪田さんのエネルギーの源泉を尋ねてみた。

創業塾への受講を契機に

カフェを開いたきっかけは、東近江市商工会の「女性のための創業塾」への受講だった。
チラシの中にあった、「コーチング」という言葉に興味がわいた。相手の話をじっくり聞き、その人の思いや能力を引き出すのがコーチング。講師の話を聞き、還暦を迎えた自分に何より必要なスキルだと実感した。

1日だけ「もったいない」

坪田さんは旧中山道沿いに建つ16代続く米屋に嫁いだ。築約100年の古民家。苔(こけ)むした中庭がほっとくつろがせてくれる。
1 年に1回、「中山道灯り路(あかりみち)」という町おこしイベントにこの空き家を開放し、中山道に関係する資料などを展示していた。年々盛大になってくると客から、「1日だけではもったいない、お茶でも出したら」などの意見をもらうようになった。そこでこの家屋を「日本茶カフェ」として活用するアイデアを 思いつき、創業塾の最終回で提案してみた。

多彩なイベント地域交流の場も

塾が終わると、商工会の人が土山の茶農家やお茶屋を紹介してくれたり、知人の刺繍(ししゅう)屋が店ののれんを作ってくれた。さらに茶室に合う違い棚や花器を作ってくれる人まで現れた。
周りの人たちのあたたかい励ましに本腰を入れて開業しようかなと考えるようになった。
坪田さんはもともと約20年の茶道歴があったが、日本茶カフェを開業するならと日本茶インストラクターの資格を取得した。
開業の準備をしながら、先祖代々の古い漆器や焼き物、茶道の道具類を再利用する楽しさも知った。
今は抹茶と煎茶を中心に幅広い年代の客に楽しんでもらっている。絵画やクラフトなどの展示会やコンサートを随時開催したり、茶の湯を気軽に楽しむ「茶の湯セミナー」なども好評で、地域交流の場にもなりつつある。

 

挑戦にあふれた人生こそ

しかし道は平坦でない。経営者として多くの課題に試行錯誤の日々が続く。そんな時、知人や友人、商工会や観光協会の人たち、そして家族に助けられながら一つひとつ乗り越えてきた。コーチングで学んだことが経営に生きているのだという。
客の「お茶って、おいしいね」という一言で力がよみがえり、問題が起きても「人生は挑戦であふれている」と前向きにとらえる。
「中山道を歩く人をはじめ、一人でも多くの人においしいお茶を提供し、喜んでもらいたい。お茶をいれるプロセスも楽しみながら、日々を送っていきたいと思っています」
(取材・越智田)

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