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子どもの作品で革小物 人と人の心をつなぐものづくり

掲載日: 2015.10.1

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Cogocoro代表 田中 秀樹さん(竜王町在住・41歳)

子どもの成長の記録や仲間との思い出はお金で買えない宝物だ。そんな大切な思いが詰まった絵や文字、写真などを革小物にレーザー彫刻したオリジナルブランド「Cogocoro(コゴコロ)」を展開する田中秀樹(たなかひでき)さん。田中さんが目指すのは心と心をつなぐものづくり。その思いが発展途上国の子どもたちとつながり始めた。

世界に一つだけのもの

田中さんは2015年3月、革小物工房「Cogocoro」をオープンした。工房には、無邪気な子どもの絵やかわいい赤ちゃんの足形を刻んだ革小物が並んでおり、見ているだけでほほ笑ましい気持ちになってくる。
「子どもの作った物や成長の記録は押し入れにしまい込みがちですが、作品にして持ち歩けたらすてきだなと思いました」
絵にメッセージや手形、名前を入れると親と子、人と人の思いをつなぐ最高のプレゼントになる。
工房には「世界に一つだけのすてきなものを持ててうれしい」「記念日のサプライズにとっておきます。妻の喜ぶ顔が楽しみです」などと喜びの声が届いている。

デジタル技術で可能に

もともと旅行会社で営業の仕事をしていたが、ものづくりがしたくて26歳でバイクのレーシングスーツなどを受注生産する会社に転職した。ところが、価格競争の激化で生産が海外へ移行し、国内でものづくりができない現状にもどかしさを感じるようになった。
そ んなときアメリカで話題のデジタルファブリケーションを知った。デジタルファブリケーションとは、3Dプリンターなどを使ってコンピューター上のデータをもとに加工する技術のこと。従来の工場での製造は時間とコストが掛かっていたが、この技術を使うことで個人でも製造が可能になった。
田中さんはさっそく勉強を始め、2013年にはインターネットを使って自分の思いを発信するクラウドファンディングで事業資金を集め、起業に成功した。

途上国の子どもを支援

「子どもの絵を見ていて、ふと海外の厳しい状況で暮らす子どもたちのことが気になりました」
発展途上国の子どもの絵を使った製品を商品化し、売上金でNPOを支援できないか。
田中さんは東京で開かれた「40億人のためのビジネスプランコンテスト」で提案し、海外で保健医療支援に取り組んでいるNPO法人「HANDS(ハンズ)」に話を持ちかけた。
HANDSから田中さんの元にパプアニューギニアとケニアの子どもたちの絵70点が届いた。田中さんはすぐにバッグやキーホルダー、財布などに仕上げた。
「純真な子どもたちの姿が目に浮かぶような楽しい絵でした。現地では情操教育が後回しにされる傾向がありますが、描く機会が与えられ新しい才能を発見するきっかけになったと喜んでもらっています」
作品はネットで販売し、好評を得た。
「活動はまだ始まったばかり。この先も長期的な支援をしていきたいと思っています。親が子どもを思うように、みんなが世界の人々へ関心を持ち、つながりの輪が広がればいいですね」
(取材:2015年9月・福本)

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