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掲載日: 2004.11.10

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びわこ成蹊スポーツ大学助教授 松田 保さん

びわこ成蹊スポーツ大学 助教授
松田保さん(56歳)

今回の素敵な人は、「心のページ」で連載中のびわこ成蹊スポーツ大学助教授、松田保(まつだ たもつ)さん。比良山のふもと、大学のサッカーグラウンドを訪ねました。

 

指導者としてのエキスパート

びわこ成蹊スポーツ大学のサッカーグラウンド。ボールを追う部員たちを、監督の松田さんが呼び集める。部員たちへの指示はきわめて短い。しかし、その後の部員たちの動きは見違えるほど。いかにその指示が的確か、思わずうなるほどのワンシーンだ。松田さんは、日本サッカー協会の最高資格である「S級コーチライセンス」の保持者。これはJリーグの監督に就任できる資格で、滋賀県には松田さん1人しかいない。
松田さんのサッカー指導者としての経歴は、1970年、県立甲南高校から始まる。その後、守山高校、守山北高校と、トータル33年間にわたって高校サッカーの監督を歴任。1993年から1995年にかけてはU-15、16、17の日本ユース代表監督も務めた。

人生の転機

松田さんにとって人生の大きな転機は2つ。1つ目は守山高校監督時代に望月聡選手(元浦和レッズ)や井原正巳選手(元横浜マリノス)と出会ったこと。将来の目標をしっかりと持ち、自己管理の徹底した選手と出会ったことで、指導者としての意識を変えるきっかけとなった。2つ目が、日本ユース代表監督を任されたこと。のちにJリーグで活躍する小野選手、稲本選手、高原選手らを育てた経験が、「人を伸ばす」ことの奥深さを知ることになる。

「S級」を目指したわけ

2001年秋、松田さんはS級コーチライセンスを取得した。教員である松田さんが取得することは容易ではなく足かけ2年にもなる挑戦となった。

この資格を取った理由は、これが指導者育成の資格でもあるからだ。33年間高校でサッカーを指導してきたが、1人で できることには限界がある。そこで自分と同じ考え方を持つ指導者を育てれば、より効率よく選手たちを指導できる。さらに、これは滋賀県にサッカーを普及させるという決意でもあった。松田さんは近江八幡市に生まれ、滋賀県のサッカー界に育てられたという思いを強くしており、これからは、故郷のサッカーを発展させることが使命と考えている。
2003年4月からはびわこ成蹊スポーツ大学を舞台に新たな夢を追いかける日々。最終目標は滋賀にプロチームを立ち上げること。松田さんの夢が叶う日は、多くのサッカー少年の夢が叶う日でもある。
(取材・北中)

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