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掲載日: 2006.03.2

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光泉高校ラグビー部監督  薬師寺利弥さん

光泉高校ラグビー部監督
薬師寺利弥さん (31歳)
(やくしじとしや)

今回の素敵な人は、光泉高校ラグビー部監督の薬師寺利弥さん(31歳)。
新設されたばかりのラグビー部で全国大会出場を目指す。

山口総監督からの強い要請

この春、光泉高校に県内10校目となるラグビー部が誕生する。
監督を務めるのは薬師寺利弥さん。京都の伏見工業高校時代に副キャプテンとして活躍し、12年ぶり2度目の全国制覇を果たした。日体大を卒業後は東芝府中に在籍。日本選手権の3連覇(97~99年)に貢献するなど、常に高いレベルでラグビーを経験してきた。
光泉高校に赴任したのは伏見工業時代の恩師である山口良治総監督から強い要請があったから。同高では冬の花形スポーツを求める声が保護者からあがっており、校長が山口総監督と知り合いだったことから声がかかった。

役者から指導者へ

しかし当時は役者として舞台やテレビで活躍中。しかも全国的に高校のラグビーチームが減少する中、新たにチームを立ち上げてうまくいくのかどうか、ずいぶん悩んだという。そんな時に思い出したのが映画「スクールウォーズ」だ。
荒れる弱小ラグビー部が全国大会で優勝するまでを描いた作品は、薬師寺さんの母校である伏見工業が舞台の実話。しかも薬師寺さんは審判役で出演し、若手俳優たちへのラグビー指導も担当した。
「指導者という役割は、もしかしたら自分に向いているのかもしれない……」。そう考え、監督就任を決意した。

強い信念でチームを鍛える

現在の部員数はまだ8名。しかし選手たちの吸収力には目を見張るものがあり、日に日にたくましくなってきた。「最近ではタックルもずいぶん力強くなった。個々の接点でのプレーで八幡工や膳所に近づきたい」と薬師寺さん。
強い信念を持つことが重要と「この冬には花園(全国大会)へ行きます!」と、高い目標を掲げる。

選手と一緒に成長していきたい

「ラグビーは人間性にジャージを着せるスポーツだ」。これは山口総監督の言葉。「ラグビーを通じて感受性と社会性を養うこと、そして相手を思いやる心を築いてほしい」と薬師寺さん。そして選手と一緒に自分も成長していくことが課題だ。
「野洲校サッカー部に負けないようにがんばります!」
情熱的な瞳が印象的だった。
(取材・竹末)

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