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掲載日: 2006.09.6

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武術太極拳世界3位 小島 恵梨香さん

石部高校3年
小島 恵梨香さん(17歳)

今回の素敵な人は、武術太極拳選手の小島恵梨香さん。昨年夏に開催された「全日本武術太極拳選手権自選難度部門・南拳女子の部」で見事優勝、同年12月に開催された「世界選手権」では銅メダルを獲得、また今年12月に行われる「アジア大会」の日本代表選手に選ばれるなど活躍中。小島さんが通う石部高校でお話をうかがった。

注目を集める武術太極拳

日本で広く親しまれている太極拳には健康目的というイメージがあるが、最近は力と技と美を競うスポーツとして注目を集めている。「武術太極拳」と呼ばれ、2008年の北京五輪では正式種目入りが期待されている。
武術太極拳には南拳と長拳、太極拳の3種目があり、小島さんが12月のアジア大会で挑戦する南拳は空手の源流とされ、力強さと瞬発力が特に求められるそうだ。

やってみたら楽しくて

最初に長拳を習っていた甲西教室のメンバーと小島さん(後列右端)

憧れの中国人選手と

小島さんが武術太極拳を始めたのは小学5年生の時。友達に誘われて通いだした教室で、体を動かす楽しさを知ったことがきっかけ。それまでスポーツは苦手だったが、武術の基本動作をこなすうちに足は速く、体は柔軟になり、どんなスポーツも楽しめるようになったという。
天性の武術センスに恵まれた小島さんはぐんぐん上達し、中学3年生でジュニアアジア大会の日本代表選手に選ばれると、長拳の部で3位、刀術の部で1位、棍術の部で2位と見事な成績を残した。
(棍術は柳などの木で作った棍棒を用いた競技のこと)。

みんなが応援してくれる!

世界選手権の銅メダルを持って、協会関係者と

香港のライバル選手と小島さん(中央)

昨年秋の東アジア大会(南拳の部)で2位、そして世界選手権では3位という好成績を残した小島さん。大きな舞台ではさぞ緊張するのでは?と聞いてみたら、「国内大会はライバルの視線が気になって緊張しますが、国際試合では他国の人が応援を送ってくれました。それが気持ちよくて、ずっと演技していたいくらいでした」と意外な答え。言葉は通じなくてもいろいろな国の人と交流でき、わかりあえたことが何よりうれしかったという。
北京五輪への出場が決まれば、自分らしさを出せるようにがんばりたいと決意を語ってくれた。
将来の夢は、武術を通して世界中の子どもたちにスポーツの楽しさを伝えること。「スポーツに縁がなかった自分が武術で目覚めたように、家に閉じこもってばかりの子どもや海外の子どもに体を動かす楽しさを伝えていきたい」と、目を輝かせる。
笑顔の素敵な小島さんの活躍をこれからも見守っていきたい。
(取材・福本)

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