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掲載日: 2014.10.28

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オペラ歌手・僧侶 花月 真さん(米原市在住・53歳)

日本を代表するオペラ歌手として国内外で活躍する花月真(かげつまこと)さんは、米原市柏原の浄土真宗寺院「西来寺」の住職でもある。自称「世界で唯一のオテラ歌手」。オペラ曲となつかしい日本の歌、仏教の歌、説法などを織り込んだ「念仏コンサート」を10年前から定期的に開き、多くの人の心を癒やしている。

独学でオペラ歌手に

プロの音楽家は、著名な先生に師事し、音楽大学へ進学してコンクールの入賞を繰り返すという経歴の人が多いが、花月さんは違う。大学時代に合唱団で指揮者をしていたが、自分で歌うようになったのは社会人になってから。 「発声練習を独学で始めましたが、最初は自分の声がバスなのかテノールなのかも分かりませんでした」 本を読みながら3カ月ほど練習し、合唱団時代にお世話になったボイストレーナーの紹介で、イタリアの声楽家、ブルーノ・ペラガッティさんに聴いてもらうことになった。 練習していたテノールの歌を歌うと「バリトンかバスでやり直しなさい」と指示された。バリトンの曲を練習して再挑戦すると「まあまあ」との評価。ところが、念のため練習していたバスの曲も聴いてもらうと「天才! すぐイタリアにおいで」と絶賛されたという。 早速、有給休暇をとってイタリアで初舞台を踏んだ。バスの主要役を演じ「すごい素人だ」と称賛された。 同じ時期に腕試しにと考えて出場した「日本クラシック音楽コンクール西日本大会」でもいきなり優勝。以来、オペラ公演に200回以上出演し、「愛・地球博記念コンサート」では日本を代表するバス歌手として招待を受けるなど、名声を上げていった。

良い仲間に恵まれて

右から、花月さん、山本さん、日比野さん

花月さんは西本願寺に勤務していたが、歌の世界で評価されたのを機に同寺の仏教音楽研究所に配属された。ここで仏教讃歌の演奏や録音を手掛け、仏教の歌の奥深さを知った。そして多くの人にその良さを伝えたいと思い、オペラ公演の合間を縫って全国各地で年間約30回の念仏コンサートを開くようになった。 こんな花月さんだがデビュー以来、常にトップを走り続けたことに対する羨望や妬みもあり、スランプに陥いることもあったという。救いとなったのは2011年、高校の同級生だった日比野敏彦(ひびのとしひこ)さんと震災のチャリティーコンサートで再会したことだ。日比野さんはピアニストであり、現在花月さんが所属する芸能プロダクション事務所「シードマスター」の代表を務めている。日比野さんとなら心置きなく音楽活動ができると意気投合し、プロデュース全般と念仏コンサートのピアノ演奏を任せるようになった。

念仏コンサート

12年、父親の跡を継いで西来寺の住職に。活動の拠点を米原市柏原へ移した。 以来、毎月1回本堂で「念仏コンサート」を開いている。お堂に朗々と響き渡る重厚な低音。世界に通用する一流の歌声が間近で聴ける貴重な機会だ。仏教の歌だけでなく、オペラの名曲やおなじみの日本の曲も織り交ぜたプログラム。歌の合間には軽快なトークで笑いを誘う。最後は観客も一緒に仏教讃歌「念仏」を合唱する。県内外から繰り返し訪れる人も多い。 念仏コンサートをきっかけに花月さんと親しくなった米原市議会議員の山本克巳(やまもとかつみ)さんは、「念仏コンサートのおかげで柏原に来る人が増え、町の活性化につながっています」と話す。「来年1月には米原のルッチプラザで本格的なオペラ公演も行うことになりました。花月さんを巻き込んで米原に新しい風を吹き込みたいですね」 (取材・福本)

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