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自由な発想でパン一筋60年
「サラダパン」生みの親 

掲載日: 2016.11.14

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西村智恵子さん(長浜市在住)

長浜市木之本町にある「つるやパン」の名物「サラダパン」を考案した西村智恵子さん。具が「たくあん」と「マヨネーズ」という意外な組み合わせが話題となり、今では県内各地はもとより東京でも販売している。87歳になった現在も日課のサンドウィッチ作りに余念がない。

手作りマヨネーズに 自家製「たくあん」

つるやパンの創業は1951年(智恵子さんが西村家に嫁ぐ前の年)。最初は学校給食のコッペパンの注文が大量に有って繁盛したがやがて徐々に米飯給食に切り替えられて注文が減少。新商品開発の必要に迫られて来た。
保健所の巡回バスの講習会でマヨネーズ作りを教えてもらったのは、ちょうどそんなとき。当時、サラダ油と酢と卵黄を混ぜて作るこの「マヨネーズ」はまだ珍しく、何度も失敗を繰り返しながら挑戦。
しかし努力の甲斐あって、徐々に上達。塩漬けにしたキャベツのみじん切りにマヨネーズを和えたものをサンドイッチにして「サラダパン」として販売。
しかし、これを1~2年続けてみたがキャベツから水気が出て、日持ちがしなかった。キャベツの代わりのものを探していたら、ふと「たくあん」が目に入ってきた。そこでこれを細かく刻んでマヨネーズと和えてみると予想以上に相性が良かった(1960年)。
「『サラダ』という言葉は当時まだ新しく、言葉の響きも良かったので、中身がキャベツからたくあんに変わっても商品名はそのまま『サラダパン』で販売しました。『たくあんも野菜に変わりないしね』と夫婦で話し合いました。」

自由な組み合わせで、美味しく!

聞き慣れない「サラダパン」に最初は客の手が伸びず、1日20個ほどしか売れなかった。逆に、魚肉ソーセージを挟んだサンドウィッチや「ランチパン(ウインナー入りの揚げパン)」のほうが売れた。
そのため夫と一緒に改良を重ね、専門業者に酸味を抑えた「たくあん」を漬けてもらったり、マヨネーズの味にこだわったりして頑張り続けた。さらに、ホワイトペッパーなどで味にアクセントをつけてみた。
その結果、徐々に口コミで人気上昇。地元の情報紙がサラダパンの取材に来てくれた(18年前)。
「長年努力してきたことが認められて嬉しかったですよ。その後も続けて新聞やテレビで取り上げてもらいビックリ…今でも私はご飯に味噌汁の具を載せ、牛乳をかけたりして家族から驚かれる事があります。色々試していると思ってもいない発見があっておもしろいですよ」
智恵子さんのこうした感覚やアイデアは息子や孫たちに受け継がれている。

87歳の今も、サンドウィッチ作り

智恵子さんは毎朝6時に起きて今でも午前中はサンドウィッチ作り。
「17年前に夫が亡くなり落ち込んだこともありましたが今も元気です。少し持病がありますが幸い息子や孫、その嫁たちが助けてくれています。サラダパンを買うためにわざわざ遠方から来て下さる方もおられて感謝感激。身体が続く限り、これからも続けていきたいです」 (取材・鋒山)

◆お問い合わせ
滋賀県長浜市木之本町木之本1105
つるやパン
TEL 0749―82―3162

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