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「素敵な人」
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昔ながらのたたずまいを残す八幡堀には白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ。その八幡堀に10月4日、京料理「宮前」が新たにオープンしました。今回は女将 若林幸代さんとスタッフの皆さんにお話を伺いました。

おかげさまで忙しい毎日です
「宮前」は創業50年という京料理の老舗。以前は日牟礼八幡宮の前にお店を構えられていましたが、古い民家を改装し、10月に新しい宮前が誕生しました。もともと地元中心の古くからのお客様の多いお店でしたが、予約なしで気軽にいただけるようになったこともあって、観光のお客様が増え、毎日とてもお忙しくされているご様子。オープンから2ヶ月余り、早くもリピーターというお客さんも多く、その評判の程がうかがい知れます。京料理という看板でありながら、お昼は1500円から・・・静かなお座敷でお庭を見ながらゆったりとお食事をいただける・・・魅力的ですね。
新人スタッフもがんばっています
今回のオープンにあたって集められたお給仕のスタッフは、ほとんどが新人さん。しかもあえて経験のない人ばかりを採用されたというのは驚きです。
「他で何十年と経験されたベテランの方よりも、この宮前で宮前の色で仕事をしていただきたいですから。」というのが女将さんの考え。事前の研修、1ヵ月後の研修、毎日の仕事の前後のミーティング・・・いろんな積み重ねがありますが、「やはり、皆が気を張って仕事をしててくれますから大きな失敗もなく、本当に頑張ってくれています。」と女将さんはおっしゃいます。
若いスタッフが苦労されていることって?
オープン前の研修では、着付けから、立ち方座り方、ふすまの開け方、お茶の出し方等々 きめ細やかな指導がなされたそうです。また、お客様に尋ねられたことに答えられるようにと観光ボランティアの人と一緒に八幡掘周辺を実際に歩いてみたりという研修もあったそう。そして大変なのは、それぞれのお料理の説明を覚えること。お座敷に着くまで、さながら試験前のように唱える人もいたようです。それらの中で若いスタッフたちが一番苦労されているのは「お客様に対する丁寧な言葉づかい」だそう。確かにこれは難しそうですね。
お客様に喜んでいただけるのが何よりです
「お客様に『気持ちのいい店やなあ』『おいしかったわ』『また来るわ』と言っていただけるのが一番うれしいですね。ちょっとお昼ごはんを食べに・・・という感覚でお気軽にお越しください。お客様に気持ちよく過ごしていただけるように、季節感のあるお料理を楽しんでいただけるようにと 調理の方と一体になって努力しております。どうぞお越し下さいね。」と若林さん。
取材に伺ったとき、ちょうどスタッフの方数名が、玄関先で三つ指ついてお客様をお見送りされているところでした。お客様一人一人に細やかな心遣いをされる女将・・・お客様をもてなす気持ちや作法、美しい身のこなしなど教えていただきたいことがたくさんある凛とした素敵な女性でした。
京料理 『宮前』 TEL 0748-33-0150 近江八幡市本町1丁目
ご昼食1,500円〜  ご夕食2,500円〜 懐石(要予約) 5,000円〜



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