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「素敵な人」
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指導者としてのエキスパートびわこ成蹊スポーツ大学のサッカーグラウンド。ボールを追う部員たちを、監督の松田さんが呼び集める。部員たちへの指示はきわめて短い。しかし、その後の部員たちの動きは見違えるほど。いかにその指示が的確か、思わずうなるほどのワンシーンだ。松田さんは、日本サッカー協会の最高資格である「S級コーチライセンス」の保持者。これはJリーグの監督に就任できる資格で、滋賀県には松田さん1人しかいない。 松田さんのサッカー指導者としての経歴は、1970年、県立甲南高校から始まる。その後、守山高校、守山北高校と、トータル33年間にわたって高校サッカーの監督を歴任。1993年から1995年に かけてはU-15、16、17の日本ユース代表監督も務めた。人生の転機 松田さんにとって人生の大きな転機は2つ。1つ目は守山高校監督時代に望月聡選手(元浦和レッズ)や井原正巳選手(元横浜マリノス)と出会ったこと。将来の目標をしっかりと持ち、自己管理の徹底した選手と出会ったことで、指導者としての意識を変えるきっかけとなった。2つ目が、日本ユース代表監督を任されたこと。のちに Jリーグで活躍する小野選手、稲本選手、高原選手らを育てた経験が、「人を伸ばす」ことの奥深さを知ることになる。「S級」を目指したわけ 2001年秋、松田さんはS級コーチライセンスを取得した。教員である松田さんが取得することは容易ではなく足かけ2年にもなる挑戦となった。
2003年4月からはびわこ成蹊スポーツ大学を舞台に新たな夢を追いかける日々。最終目標は滋賀にプロチームを立ち上げること。松田さんの夢が叶う日は、多くのサッカー少年の夢が叶う日でもある。 (取材・北中) |
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