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「素敵な人」
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身体が覚えている父の記憶
管楽器が教えた尺八の魅力 チャレンジ精神が世界への道を開く
このチャレンジ精神がジャンルや国境を越えて様々な演奏家と共演するという道を開いた。1962年にはアメリカのジャズクラリネット奏者トニー・スコット氏と「禅」というレコードを発表。ジャズに邦楽器が入った最初のレコードと言われている。 その後も、世界的ジャズアーティストのヘレン・メリル、山下洋輔、ゲーリー・ピーコック、インドのシタール奏者ラビ・シャンカールなどと共演した。邦山さんの奏でる奥の深い音色が世界の観客を魅了してきた証拠だ。 湖国で伝統音楽の魅力を伝えたい 中学時代は、スポーツも万能で駅伝ではアンカー、野球・テニスなどでも活躍していた邦山さん。「皇子山中学校の同窓会ではいまだに同級生から『親分!』と呼ばれてね」と照れながら大津での思い出を語ってくれた。 今年の三月には、長年勤めた東京藝術大学教授を退職。19歳で東京に出てから初めて大津に居を戻す。最近は、音楽関係以外の人と知り合えるのが楽しいという。 1月30日にはびわ湖ホールで尺八のリサイタルを行う山本邦山さん。1960年代に演奏して以来の大津でのリサイタルとなる。「邦楽に関心を持つ人が増えるように若い人にも伝統音楽の魅力を伝えたい」とアーティストとしてこれからも尺八を演奏し続けていきたいと湖国への思いを語ってくれた。
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