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「素敵な人」
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「高原植物の管理人 植物と人とのふれあいを大切に…」 標高1,377m、日本百名山に認定される伊吹山。中腹の3合目は、冬はスキー場、春から秋にかけては約500種類の草木が自生する高原。森さんは、そこで四季折々の美しい草花の管理・手入れを行う。 「一面の花畑を夢見て」現在は「ユウスゲ」などの群生地として有名な伊吹高原だが、15年前は3合目一帯はススキ野原だった。当時高原でリフトやゴンドラ業務に就いていた森さんは、「なんとかならないだろうか」と考えた。試しにホテル裏のすすきを刈ってみると、一面に「ユウスゲ」と「トリカブト」が咲いてきた。「これはいける!」と会社に提案し、早速ホテル前も手入れを始める。「綺麗な花を多くの人に見てもらいたいという一心だった」と語る森さん。努力の甲斐あり、可憐な花が次々と咲き始めた。 ![]() 「自然のかたちを残す」 高原では4〜10月にかけて実に多くの花が咲く。森さんがこだわるのは「自然の姿」。手を加えすぎないよう、花期に合わせて草を刈るなど手入れを行う。 一番の苦労は、この広大な土地の山野草の管理を一人ですること。とにかく歩く、歩く。植物の状態に気を配りながら雑草を刈ったり、柵を作ったり、まさに体力勝負。 そして秋になる と、咲き終わった花は全て刈り取る。そうすることで、来年また美しい花が咲く。「大変ですが、次の喜びにつながる作業です」と笑顔を見せた。「植物を通しての人とのふれあい」 森さんの一番の喜びは、『花を通じてたくさんの人とふれ合えること』。全国から毎年常連さんが伊吹を訪れ、交流を深めるのが何より嬉しい。「今はどんな花が咲いていますか?」と直接連絡してくる人も。
森さんは現在、「山野草観察会」の案内役としても活躍。 |
| 高原植物の管理人 森 壽朗(じうろう)さん 伊吹山スキー場/伊吹高原ホテル 〒521-0312 米原市上野 TEL.(0749)58-0303 |
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