春の訪れ　ザゼンソウ ( 高島市 )

高島市今津町弘川の湿地に群生するザゼンソウが見頃を迎えている。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で、例年2月になると濃い紫色の仏炎苞（ぶつえんほう）が開き、中から黄色い花をのぞかせる。僧侶が座禅を組む姿に似ていることからその名が付いたといわれ、3月上旬まで楽しめる。
この群生地は県の緑地環境保全地域に指定されているため、園路以外の場所に立ち入ったり採取したりすることは禁じられている。

< 2021年02月26日（金） 取材：髙山博光 >

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