uchi cafe* オーナー はまさき えり子さん(大津市在住・56歳)
大津市仰木の里で小さなカフェを営むはまさき えり子さん。「考えて動くより動きながら考えるタイプ」と話す彼女が考案したランチメニューはこれまでに80種類を超える。無添加にこだわった料理をSNSで発信し続け、地元はもとより遠方から訪ねて来る客もいるという。
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大津市仰木の里で小さなカフェを営むはまさき えり子さん。「考えて動くより動きながら考えるタイプ」と話す彼女が考案したランチメニューはこれまでに80種類を超える。無添加にこだわった料理をSNSで発信し続け、地元はもとより遠方から訪ねて来る客もいるという。
閑静な住宅街の一角に、料理がおいしいと評判の小さなカフェがある。2011(平成23)年にオープンし今年12月で15年になるuchi cafe*(ウチカフェ)だ。
「インスタグラム( @uchicafe2011 )のおかげです」とはまさきさんは遠慮がちにほほ笑むが、6200ものフォロワーに支持されている。
三人兄弟の長女として生まれたはまさきさんは、小学生のころから病弱な母親に代わって台所に立つことが多かった。母親は43才で他界したが、母親を喜ばせたい一心で作った料理を「ありがとう。おいしかったよ」といつも優しく褒めてくれたことを思い出す。「人を喜ばせることは自分の幸せにつながるということを、母の言葉から学びました」と話す。
はまさきさんが無添加の料理に関心を持つようになったのは30年前。食物アレルギーだった長男を何とか救いたいという思いからだった。自分の作った無添加の料理と子育ての様子を記録に残そうと20年前ブログを始めた。
5年間ほぼ毎日、晩ご飯や3人の子供たちが遊ぶ姿を投稿。もっと美しい写真をブログに載せたいと一眼レフも購入した。撮るのが楽しくなり、背景をボカして写すなど写真へのこだわりも増していった。
「おいしそう」「素敵!食べてみたい」ブログにはこうした書き込みが数多く寄せられ評判になった。近所にあるモデルハウスを借りて二日間だけ友人とカフェの店を出したり、栗東にある手作りマーケットに出店したりしたこともあった。ブログではわからない、客の反応が直に伝わってくるのが楽しかった。
もともと料理作りや食べ歩きが趣味だったはまさきさん。「店を作って料理を提供したい」という思いは募るばかりだった。2011年、自宅のガレージを店舗に改装して念願だった店をオープン。店を持てた喜びと自慢の料理が提供できる嬉しさで毎日が楽しかった。
3年目にはパンを、5年目にはオードブルやテイクアウトの弁当も作るようになった。2017年からはブログから写真中心のインスタグラムに替え、店舗情報を週2回のペースで更新している。「写真を見て食べに来た」と、遠方から来店する客もいる。取材中、常連客と思われる人が子供を連れてやって来た。地元に溶け込んだ店だと感じた。
自分が食べておいしいと思ったら直ぐメニューに加えると話し、これまでに80種類以上を考案した。「私は考えて動くというより動きながら考えるタイプなので、店のスタッフさんにいつも迷惑ばかりかけています。お客様にもスタッフにも感謝です」。
出店要請の話も時折あるが、身の丈に合った今のスタイルがベストと丁寧に断り続けている。これからのビジョンを訊ねると、「外国人を対象に、日本の料理が学べる料理教室をしてみたいです」と返ってきた。(取材・髙山)
●お問い合わせ
uchi cafe*
滋賀県大津市仰木の里1丁目22-3
TEL:077-515-4731
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