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掲載日: 2004.07.22

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体育会系歯医者さん 太田容子さん

今回の素敵な人は彦根の小児歯科医・太田容子さん(38歳)。フルマラソンに挑戦する「体育会系歯医者さん」です。

素顔は「やさしい歯医者さん」

太田さんの診察のモットーは「子供を歯医者さん嫌いにさせないこと」。慣れないうちは治療器具を使わず歯ブラシを手に診察するそうです。さらに「Tell,Show,Do」を実践。これは、鏡で口の中を見せて「今からお薬つけるね」などとつねに声をかけて治療すること。そしてちゃんと口を開けていられたらほめてあげる…。こんなやさしい歯医者さんなら小さな子供も安心して診察を受けられそう。

走ることが自分の時間

太田さんの一日は、朝4時に起床し、1時間走ることから始まります。その後、家事をこなして仕事に。2人の子供がいながら走るようになったきっかけは?
「97年の『彦根シティマラソン』に出場した妹を応援したときのことです。大勢のランナーを間近に見て『来年はわたしも走りたい!』と強く思いました。あれがマラソン人生の始まりでした」。
太田さんは、もともと走ることが好きでした。それが結婚して子供が生まれ、仕事や育児に追われるようになると、走ることはもちろん自分の時間も持てなくなってしまいました。しかし、マラソンを決意して毎朝走るようになってからは、わずかですが自分だけの時間が持てるようになりました。

実感「継続は力なり!」

始めは10分間走るだけでヘトヘトに。それでも続けられたのは「継続は力なり!」を実感したから。2週間で15分間、1ヵ月で30分間走れるようになりました。そしてついにフルマラソン2時間47分49秒という自己ベスト記録を持つまでに!(ちなみに日本記録は高橋尚子選手の2時間19分46秒)。
今後の目標は来年こそ2時間45分を切ること、そして将来は娘さんと一緒にフルマラソンを走ることが夢だそうです。
太田さんから印象的な言葉をもらいました。「人と比べるのではなく、自分が前より成長したといえることが大切と思います」。目標に向かってひたむきに努力することが、小さな子供を診察するのに欠かせない根気のよさにつながっているのだと感じました。
(取材・川上)

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