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掲載日: 2005.05.12

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びわ湖ネイチャーフォトグループの皆さん

びわ湖ネイチャーフォトグループの皆さん

今回の素敵な人は、びわ湖ネイチャーフォトグループの皆さん。大津市大石曽束で行われた撮影会でお話を伺った。

趣味から社会に役立つことを

「びわ湖ネイチャーフォトグループ」は、会員数約50名の県内最大の写真グループ。県内各地の名所などを撮影したり、作品展を開催したりといった活動を行っている。前身となるのはびわ湖バレイ主宰の「びわ湖バレイネイチャーフォトグループ(1998年発足)」。プロの写真家を講師に迎えて活動を続けていた。転機が訪れたのは2002年のこと。びわ湖バレイから活動の打ち切りを通達され、グループを解散するか継続するかの決断にせまられたのである。
「講師と会員全員が集まって、熱心に話し合いました。そして自主運営することにしたのです」と、副会長の高野さん。そして、趣味を生かして社会に役立つことをグループの活動目的とした。

「第3回世界水フォーラム」によせて

おりしも2003年3月に、世界レベルで水問題について考える「第3回世界水フォーラム」が、滋賀・大阪・京都を舞台に開催されることになっていた。そこで、グループとしてフォーラムに積極的に参加することにし、事務局に働きかけたところ、開催本部から大変好意的な回答を得られた。開催期間中はもちろん、フォーラムに先立った写真展でも、後援やロゴの使用の許可といった支援を受けることができた。会場はNHK大津放送局ギャラリーや滋賀県立草津文化芸術会館を始め、安曇川町、今津町(ともに現高島市)、彦根市など県内各地。展示したのは、琵琶湖の源流から瀬田川・宇治川を下り、淀川まで出かけて撮影した写真。世界に誇る美しい風景はもちろん、水位の異常低下で湖底の見える琵琶湖、ゴミがたまったダム、水質悪化がすすむ南湖…。琵琶湖や川が抱える問題を直視した写真を大量に展示した。
「写真展は大成功でした。フォーラム事務局にも来場者にも大変評判で、他の市民活動団体とも情報交換できるすばらしい機会となりました」とのこと。

草の根活動の大切さ

撮影会をしていて気付いたことは、琵琶湖の水の大切さと、その環境を平気で汚す人の無神経さ。汚れてしまった水を見て腹立たしく思うと同時に、自分たちのような草の根の活動がいかに必要かを強く感じたという。
会長の中野さんは「私はもう80歳ですが、カメラを持っていると被写体探しも苦にならないから不思議」とのこと。自然環境保護のための活動を続ける意欲あふれる姿が印象的だった。
(取材・鋒山)

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