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掲載日: 2006.10.25

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国体 空手道で優勝 本間 絵美子さん

本間 絵美子さん(24歳)

今回の素敵な人は、守山市在住の本間絵美子さん(24歳)。今月開催された「のじぎく兵庫国体」に滋賀県代表として出場。空手道・成年女子組手個人の部で見事優勝に輝いた。彼女が指導員として所属する空手道場「健一館」にお邪魔し、お話を伺った。

お父さんとお兄さんにあこがれて

お父さんで館長でもある敬一さん。やさしい笑顔が印象的

本間さんが空手を始めたのは小学校2年生のとき。お父さんの敬一さんが草野派糸東流拳法空手道会の師範であることと、先に空手を習っていたお兄さんにあこがれたことがきっかけ。
小学校3年のころには同じ年代の男の子に交じって練習を重ね、流派の大会で優勝。また中学校ではバレー部に所属しながらも3年生のときに全国大会へ出場した。
高校進学時に空手を続けるかどうかで悩んだこともあったが、夙川学院高校(兵庫県)の空手部から熱心な誘いを受け、空手一筋に進むことを決意。2年生で全国高校選抜と国体での団体優勝に貢献した。
高校卒業後は空手の名門、近畿大学に進み、秋田で開催された世界大会で海外の大柄な相手を退け優勝。さらに大学卒業後も昨年の日本選手権で優勝を飾るなど、目を見張る活躍を続けてきた。

苦手を克服 悲願の国体V

華々しい成績を誇る本間さんだが、実は国体の個人では優勝経験がなかった。
「国体では頭部に防具を付けないといけないのですが、視野が狭くなるので苦手でした」と本間さん。今年の「のじぎく兵庫国体」での優勝は、弱点を克服しての成果だった。
「念願の国体で優勝できてうれしい。12月には日本選手権が控えていますので、2連覇できるように頑張ります!」と、早くも次の目標に向かって意欲を語ってくれた。

勝ち負けよりも、大事なもの

健一館守山道場の生徒と共に。
最上段右は兄の健一さん

本間さんは母校の近畿大学で女子空手部のコーチを務めながら、平日の夜にはお父さんの道場で子供たちの指導にも情熱を注ぐ。「道場では、試合の勝ち負けよりも空手の基本や礼儀作法をしっかりと学んでもらいたい。道場訓にもあるように『空手は礼に始まり、礼に終わる』と言うことを、実生活でも生かしてほしい」とのこと。
また「子供たちが私や兄を目標にして頑張っていると聞くと、うれしいし、張り合いもあります」と語る。子供たちに接する時の優しい顔と、指導中に見せるキリリとした精悍な表情が印象的だった。
(取材・竹末)

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