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掲載日: 2007.06.6

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水口高校ライフル射撃部のみなさん

水口高校ライフル射撃部のみなさん

今回の素敵な人は、水口高校ライフル射撃部のみなさん。3月に行われた第26回全国高等学校ライフル射撃競技選抜大会で、小林美峰さん(3年)が女子エアライフル優勝、中尾圭吾君(3年)が男子エアライフル準優勝、橋爪一馬君(3年)が男子ビームライフル4位という輝かしい成績を修めた。新入部員の歓迎合宿が行われている練習場にお邪魔し、お話を伺った。

精神力が勝負のカギ!

10㍍先にある直径わずか0.5㍉の的の10点圏を狙う選手たち。寸分の狂いも許されず、射撃場は緊張感に包まれる。
高校生の射撃競技にはエアライフルとビームライフルの2種目があり、それぞれ重さ約5㌔の銃を構え、男子は60発を1時間45分以内に、女子は40発を1時間15分以内に撃つ。長時間にわたる競技のため、相当な集中力と忍耐力が要求される。

射撃の強豪校「西の水口」

指導する永野智先生(左)

水口高校にライフル射撃部が発足したのは1994(平成6)年。わずか3年後には全国大会で入賞。以来、数々の大会で実績を残し、「西の水口」と呼ばれるほどの強豪校となった。その秘訣はどこにあるのだろうかと、尋ねてみることにした。
意外にも、学校にはビーム・ライフルが5セットしかなく、部員50人が交代して使っており、決して恵まれた環境ではなかった。週末は大津市にある県立ライフル射撃場で合宿練習を行っている。
限られた環境だからこそ養われる集中力、そして合宿で生まれる部員同士の結束力が強さの秘訣なのかもしれない。部員たちは大会のあとは必ず会場の掃除をしてから帰るという。「精神力が重要な競技なので、技術の指導よりも人格形成を大事にしています」と顧問の永野智先生。OBが積み重ねてきた経験を生かし、感謝の気持ちを忘れずにプレーすることが大事とのことだ。

目指すは世界!

(左から)橋爪一馬君・小林美峰さん・中尾圭吾君

選手達にこれからの意気込みを聞いてみた。
主将の橋爪一馬君(3年)は「夏の全国大会での優勝を目指して、部全体の意識を高めたい」と力強く答えてくれた。3年生の小林美峰さんと中尾圭吾君は「試合の空気にのまれず、普段の力を発揮したい」と落ち着いて答えてくれた。
射撃部にあこがれて同校へ入学したという新入生もおり、今後の射撃部の活躍にますます期待が高まる。
永野先生は「射撃は特別な筋力や能力がいる競技ではないので、誰にも世界を目指すチャンスがあります。国内にとどまらず世界に通用する選手を育てていきたい」と話す。
水口高校からオリンピック出場選手が誕生する日も近いことだろう。頑張れ!水口高校ライフル射撃部!
(取材・福本)

 

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