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掲載日: 2007.09.5

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SIFE滋賀大学経済学部チームのみなさん

代表の鉤麻美さん(前列左から2番め)後列右から武永淳先生、谷口伸一先生、後列左が真鍋晶子先生

今回の素敵な人は、6月に行われた「SIFE」国内大会で優勝した滋賀大学経済学部チームのみなさん。
「SIFE(=Students In Free Enterpriseの略)」とは、大学生のための英語によるビジネスコンテストで、社会貢献や地域に密着したビジネスの企画立案や提案力などを競う。
滋賀大チームは10月にニューヨークで開催される世界大会に出場する。これに先立って彦根商工会議所で行われたプレゼンテーションの会場にお邪魔し、お話を伺った。

観光案内システムの開発経験を生かして

滋賀大学チームの発表テーマは「観光を通じて、小都市の歴史文化遺産を保護する」。
同チームは市内の産官学で作る「彦根ユビキタス産業協議会」と協力して、QRコードやIC通信を使った観光案内システムの開発と実証研究に携わってきた。
IC通信を使ったシステムは「おサイフケータイ」機能のある携帯電話を、彦根市内に設置されている端末機にかざすと観光情報が読み込めるというもの。
実際、現在開催中の「国宝彦根城築城400年祭」でも大いに活用されている。
このシステムの開発や実験に関する経験を交えて、文化財の保護と経済効果などを訴える内容とした。途中で狂言を取り入れるなど、発表はメンバーの創意工夫あふれるものとなっている。

時間をかけ工夫し見事優勝!

決勝戦は東京大学と一橋大学を迎えての戦いだった。「古き良きものを最新の技術で保護する点に、世界に通用する独創性、発展性がある」と評価され、見事優勝を飾った。
代表の鉤麻美さんは「メンバーが昨年と大きく入れ替わったので、まとめるのが大変でした。分かりやすい内容にするため英語の翻訳を何度もやり直すなど苦労もありましたが、優勝の瞬間はみんな感動して泣きました」と語る。
指導にあたった経済学部の谷口伸一教授は「学生たちは大学内や自宅でも多くの時間を費やし、大会に臨んだ。それぞれ才能のある素晴らしい学生ばかりです」とメンバーの快挙を喜んでいた。

彦根の素晴らしさを世界の人々へ伝えたい

コイン式充電器に設置された観光システム

チームのメンバーは彦根の観光スポットに何度も足を運び、彦根について随分詳しくなった。
「彦根市には教授に教えていただいた『花しょうぶ通り』など風情のあるところがたくさんあります。彦根の素晴らしさを世界にアピールしたい」と意欲的に話してくれた。
活発な意見がポンポン飛び出してくる明るく元気いっぱいの皆さん。ニューヨークでの健闘を期待したい。 (取材・鋒山)

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