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掲載日: 2007.10.17

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龍谷大学4年生 入榮秀謙さん

今年6月に開催された第1回鈴鹿クラブマンレースシリーズスーパーFJクラスで3位に入賞した入榮秀謙さん(龍谷大学4年生・21歳)が今回の素敵な人。瀬田キャンパスにお邪魔し、お話を伺った。

雑誌の広告がきっかけだった

入榮さんがモータースポーツの世界に入ったのは高校3年生の時。モータースポーツ雑誌の「レーサー募集」という広告を見て鈴鹿のチームガレージに思い切って電話をかけたことがきっかけだった。大学に入学してから本格的に練習を積み、2005年にFJ1600シリーズの日本一決定戦で8位を獲得、昨年は西日本選手権で4位に入賞するなど、短期間でめざましい活躍を続けている。

バスケで鍛えた集中力

提供:高崎実行

モータースポーツは他のスポーツと違い、実際にサーキットで練習できる機会は限られている。入榮さんの場合は月にわずか1~2回程度しかない。普段はランニング、腕立て伏せ、腹筋、背筋といった地道なトレーニングが中心だ。身体にかかるG(加速度)が一般走行とは大きく異なるため、体への負担が大きく、筋力アップが欠かせない。
入榮さんの持ち味は10年間続けたバスケットボールで鍛えた筋力と集中力。それに状況判断の素早さだ。レースを始めた翌年の2005年、FJ1600シリーズの日本一決定戦では、優勝者よりも速いラップタイムを出し、周囲をあっと言わせた。「最高のタイムがレースの最終の周回で出るというのは、頭に記憶したデータが即座に実践で生かされたということです。レースを続けていく上での大きな自信になりました」と

大胆さとテクニックを駆使

レース前にマシンに語りかける入榮さん  提供:高崎実行 

モータースポーツではマシンの性能をギリギリまで引き出す大胆さとテクニックが要求される。直線では最高速度247㌔を出し、ヘアピンと呼ばれる急カーブのコーナーでは極端にスピードを落とさなければならない。わずかなブレーキングの遅れやハンドリングのミスでコースを飛び出し、一瞬で順位が変わる。前を走る車のアクシデントに巻き込まれ、むち打ちになったこともある。「巻き込まれた時は悔しい思いもしますが、それ以上に相手より前を走れなかった自分に悔いが残りました」と入榮さん。華やかな印象とは裏腹なシビアな世界に驚く。

学業との両立も成功させて

大学生の入榮さんにとって、レースと勉強の両立はたやすいものではなかったが、充実した学生生活が送れたと振り返る。在籍する国際文化学部国際文化学科は「ユニークで前向きな人が多く、大いに影響を受けています」と笑顔で語ってくれた。現在は卒業論文「人間はなぜ勝つことに向かうのか」に取り組み、自らのレース経験も研究、分析しているという。
今後の目標を尋ねると「今年の鈴鹿クラブマンレースシリーズスーパーFJクラスで、ランキングトップ3を目指します!!」と元気な答えが返ってきた。今後の活躍に期待したい。
(取材・高井)

 

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