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掲載日: 2008.02.13

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森上 真由美さん(39歳・東近江市在住)

昨年10月に下関で行われた「全日本マスターズ陸上競技選手権大会W35(女子35~39歳)クラス、3000㍍の部」で日本新記録を達成した森上真由美さんが今回の素敵な人。自宅周辺でトレーニング中のところにお邪魔し、お話を伺った。

滋賀を代表する選手として活躍

韓国国民体育大会(右)

滋賀マスターズ陸上競技連盟に所属している森上さんは、中長距離走が専門。マスターズの陸上競技大会以外にも、各地で行われるシティーマラソンや「全国都道府県対抗女子駅伝」に滋賀チームのメンバーとして出場するなど、滋賀を代表する選手としても活躍している。

厳しい練習を通して楽しさを発見

森上さんが陸上を始めたのは中学2年生の時。校内のマラソン大会で1000㍍を走ったところ学年トップでゴール。これを機に、ソフトボール部から陸上部に転部した。厳しい練習の成果もあって県大会に出場できた。また苦楽を共にすることで仲間たちとのきずなが深まり走ることが楽しくなったという。
高校、大学でも陸上を続け、社会人になってからは京セラの実業団に所属。95(平成7)年の「阪神淡路大震災復興チャリティー神戸国際陸上競技大会」では、3位にとどまったものの5000㍍15分38秒39というアトランタオリンピックの標準記録を上回る好タイムを記録した。

8年のブランクを経て

96(平成8)年に実業団を引退してからは、出産、育児のために走ることから遠ざかった。しかし、子育てが一段落すると、以前のような陸上の舞台に戻りたいと感じるようになった。走っていたころのように周りからより多くの刺激を受け、視野を広げたい……そんな思いが強くなったころ、アテネオリンピック(04年開催)で金メダルを獲得した野口みずき選手の姿に感動。野口選手の「走った距離は裏切らない」という言葉に背中を押され、もう一度走ることを決意した。
家族も快く賛成してくれて、トレーニングをスタート。はじめのうちは10分間走るのがやっとだったが、徐々にペースがつかめるようなったという。

頑張れるのは家族のおかげ

陸上を再開してからは毎日の練習を欠かさず、月に1、2度はマスターズの練習会にも参加している。「頑張れるのは家族の支えや協力があるおかげ。結婚しても、子どもが生まれても、自分らしくあり続けることの素晴らしさを伝えられたらうれしい」と森上さん。家族の話をするときは、優しいお母さんの顔、陸上の話をするときは陸上選手の顔。どちらも充実している様子が伝わってきた。
次の目標はW35クラスで5000㍍の日本記録を出すこと。そして10月に行われる「スポレク滋賀2008」に参加し、大会を盛り上げていくことだという。
これからの活躍を応援したい。(取材・澤井)

※マスターズ陸上:生涯、同年代の人と楽しく競技ができるようにと、5歳刻みでクラス分けがされており、自分の体力と人生観に従って競技ができる団体・大会のこと

 

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