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掲載日: 2008.04.9

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ジャズシンガー 深尾多恵子さん(33歳・近江八幡市出身)

単身ニューヨークに渡り、ジャズシンガーとして活躍する近江八幡市出身の深尾多恵子さんが今回の素敵な人。努力を重ね、ブルーノートやハーレムのステージでも歌う深尾さんにお話を伺った。

司法書士試験合格とニューヨークへ歌の修行

高校時代、アメリカに短期留学したときに見た映画の影響で、ソウルミュージック(※)に興味を抱いた深尾さん。同志社大学に入学すると軽音楽部に入り、音楽活動をスタートさせた。
ところがシンガーとして歩き始めていた矢先、兄が急死。家族のことを思い、卒業後は音楽活動を休止して司法書士を目指すことにした。しかし音楽への思いは断ち切れない……。そんなとき「合格したら、しばらく好きなことをしたらいい。夢のために頑張るんだ」という恩師のアドバイスに奮起。卒業の翌年、司法書士試験に見事合格し、「ニューヨークへ行って音楽を勉強したい」と両親に打ち明けた。当然のことのように両親は猛反対。だが、彼女の決意は固く、ついに半年の約束で許しを得た。

 

突然のライブデビュー

ニューヨークへと渡ると、ボイストレーナのもとでレッスンを開始。できるだけ多くのことを吸収しようと街中を歩き回った。ニューヨークでは路上のいたるところであらゆるパフォーマンスが繰り広げられ、またジャズクラブのセッションでは観衆が飛び入りで参加して盛り上がっていた。深尾さんも積極的に参加。このことをきっかけに本格的にジャズシンガーの道を歩き始めた。
約束の半年を迎えようとしていたとき、突然「2週間後ステージに空きがあるが、できるか?」という話が舞い込んだ。レパートリーも少なく、パフォーマンスも十分ではなかったが、思い切ってス
テージへ。大勢の仲間がニューヨークでの初ライブを温かく見守ってくれた。

【写真】2004年。左からオルガンのグレッグ・ルウィスさん、サックスのラルフ・ウィリアムスさん、深尾さん、ドラムのダグ・リチャードソンさん。
クイーンズ区アストリアのラウンジ32というお店にて。
この頃は、ここで月1回ライブをしていました。生き残りの大変なNY、このお店は今はクローズとなり、別のラウンジになっているそう。

目標は目の前の「本物」

ダウンタウンのジャズクラブ「ブルーノート」にて
撮影:大久保公代

帰国後、司法書士事務所で働きながら、京都や大阪のジャズクラブで活動を続けた。仕事は順調だったが、シンガーとしての自分に中途半端さを感じていた。そして00(平成12)年夏、自分の音楽を発信できるまで勉強しようと覚悟を決めて事務所をやめ、再びニューヨークへ。
その時、ニューヨークで演奏されているジャズは耳から入ってくる音だけでなく、聞く人にとてつもないエネルギーを発していると感じた。深尾さんは目標とすべき「本物」がニューヨークにはあることを再認識したという。「目指す『本物』にたどり着く道のりは長いけど、目標ははっきりしているので迷うことはない」とジャズを理論から勉強し、CDを作って売り込みに出かけた。

日本人であるということも魅力

2007年に発売した「ONE LOVE」

ジャズはアメリカの歴史ある音楽。そこに日本人が入っていくことに、壁を感じたこともあった。「日本人であることは魅力でもあります。外見からしてあまり期待されない分、質のよい音が聞こえてくると、より一層興味を持ってもらえることもありますからね」とあくまで前向きだ。
07(平成19)年、深尾さんはニューヨークで「フラットナイン・レコーズ」という会社を設立。自身4枚目となるCD「ONE LOVE」を発売した。5月には日本でのライブも予定されている。歌声に磨きをかけ、輝きを増した彼女のステージに期待したい。
(取材・瓜生)

 

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