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掲載日: 2008.09.17

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造形作家 茗荷 恭介さん(57歳・彦根市在住)

鉄を中心に、木や和紙などを組み合わせる造形作家の茗荷恭介さんが今回の素敵な人。
茗荷さんは99(平成11)年に「倉敷まちかどの彫刻展」で優秀賞、00(平成12)年に「野外彫刻展in多々良木」で大賞に輝くなど、評価が高く、県内を中心に作品の愛好家が多い。彦根市の琵琶湖畔にある工房でお話を伺った。

鉄といろいろな素材を組み合わせて

茗荷さんの作品の素材は基本的に鉄で、モニュメント、テーブル、イス、照明器具など多岐にわたっている。「強く」「やさしく」「飾り気がない」作風は、茗荷さんの人柄そのもの。
学生時代は純粋に鉄の彫刻を学んだが、やがて鉄だけでは飽き足らず、木、和紙などを組み込むようになった。
「異なった素材との組み合わせは人と人との出会いに似ています。つまり、1+1が3にも4にもなるのです。見た目はボロでも中身がしっかりしていれば、素材として優れています。だから、ひびや穴に鉄を組み合わせると、マイナス部分がプラスに転じ、予想外の味を引き出すことになります」と茗荷さん。
古い民家が取り壊された時に出る材や古い酒樽など、長い間使い込まれた木も、茗荷さんの手に掛かるとたちまち息を吹き返し、独特の風合いを醸し出すから不思議だ。

琵琶湖畔の醤油蔵を工房に

35歳ごろまでは東京を拠点に活動していた茗荷さんだが、高島市の「ガリバー青少年旅行村」のプロジェクトがきっかけで滋賀県となじみが深くなった。
東京から高島市(当時は高島郡)に通ううちに、行政や商工会議所の人たちと心が通じ合うようになり、滋賀に移住しないかと声をかけられたという。そればかりか、工房になりそうな物件を何件も紹介された。今の工房はそのときに紹介された物件で、琵琶湖畔に建つ、築100年程の醤油蔵だった。
「自分を見つめ、自分を世界へ発信していくということは、どういうことなのか?……ここは、それを教えてくれる」というインスピレーションがわいてきたという。滋賀に移住して今年で21年。今ではガリバー青少年旅行村のほか、近江八幡市の近江兄弟社幼稚園、長浜市内など、県内各地で茗荷さんの作品に出合うことができる。

10月1日から二人展

来月1日から26日まで、東近江市の能登川図書館で、染色家の北川陽子さんと二人展「つながれ時間」を開く。06(平成18)年には書道家の乾千恵さん、07(平成19)年には陶芸家の中野亘さんと組み、今回で3回目。これらの二人展は、単に作品を並べるだけでなく、イベント全体を作品として見てもらおうというもので、茗荷さんは「3年通して一つの作品」と考えている。
「日常的な営みの中で『続けてきたこと』『続けていくこと』が私の作品です。作者の価値観の提案が作品ですから、どう感じるかは見る人に決めてもらえばいい。私がひたすら追求してきた時間を自由に感じてもらいたい」と語る。
期間中、作品展示はもちろんのこと、コンサートやギャラリートークなども行われる。(取材・木俣)

 

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