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掲載日: 2009.03.25

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しがぎん経済文化センターの皆さん

今年、創立25周年を迎える「しがぎん経済文化センター」のスタッフの皆さんが今回の素敵な人。来月4日から6日までびわ湖ホールで開催される「びわ湖 音楽の春 “GIFT” 2009」を直前に控え、お話を伺った。

滋賀の文化を創出

しがぎん経済文化センターは、滋賀銀行のグループ会社として84(昭和59)年に設立。経営コンサルティング、情報提供、企業診断、人材開発などの業務を行う一方、講演会や研究会を開催している。また、創立当時から文化事業にも力を注ぐ。その一つとして、一般公募により編成した合唱団
「KEIBUN 第九」も昨年で24回を数えた。
その他、滋賀県出身者や滋賀県を中心に活動する音楽家をサポートし、国内だけでなく海外で活躍する音楽家を多く輩出してきた。

皆で創り上げる音楽祭に

音楽祭には、指揮者の佐渡裕さんやピアニストの中村紘子さんをはじめ、国内外のトップアーティストと、滋賀県にゆかりのある音楽家が多く出演する。
これまで多くの方々に協力してもらった感謝の気持ちを込め、びわ湖ホールの大・中・小ホールを3日間フルに借り切って行う。
「3日間も同一会場で音楽祭を行うというのは、県内では例がないと思います。アーティストや来場の皆さんと共に創り上げていく素敵な音楽祭にしたい」と企画担当の角間利明さん(写真前列左)は意気込む。

ピクニック気分で音楽を

「クラシックは決して難しくありません。一流アーティストのパフォーマンスをできるだけ気軽に楽しめるよう料金も低くおさえました。家族や友達とピクニック気分で楽しんでいただければと思っています」と社長の伊藤庄蔵さん(写真後列右)。
ホワイエでの無料コンサートや0歳から参加できるコンサートも含め3日間で20公演あり、クラシック音楽だけでなく、ジャズや狂言、邦楽などバラエティー豊かなプログラムとなっている。

琵琶湖の風景や環境がテーマ

コンサートでは環境面の取り組みもなされている。3日間でびわ湖ホールで消費される約7000㌔㍗時の電力には、「グリーン電力証書」で購入したバイオ燃料発電の電力を利用し、3885㌔のCO2を削減する。
また、初日の「KEIBUN25周年スペシャルコンサート・環境と音楽の素敵な出会い」では、LOHAS(※)的な暮らしで知られる山形由美さん(フルート)や、滋賀県出身の奈良田朋子さん(ピアノ)らをゲストに招き、来場者に音楽を通じて美しい琵琶湖の風景や環境について感じ取ってもらおうという企画もある。進行は、FM滋賀のパーソナリティーが務める。

文化の面からも経済を元気に

「成熟した文化のないところに、安定した経済の成長はないと思っています。不景気な時期に開催しなければならないのは残念ですが、逆に新しい季節に向かって、少しでも気持ちを明るくしてもらえればと願っています」と伊藤さん。
この音楽祭が湖国に暖かい風を吹き込んでほしい。 (取材・竹末)

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