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掲載日: 2009.07.21

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 高木学さん(25歳・高島市在住)

高島市マキノ町小荒路で、お父さんの後を継ぎ、若くして農業に従事している高木学さんが今回の素敵な人。滋賀県の農業大学で2年間学んだ後、その大学で1年間嘱託職員として働き、21歳でマキノ町に戻ってきた高木さん。今年で農家になって3年目だ。

思い通りにならない難しさ

そんな高木さんは、主に野菜に力を入れていきたいと思っているそうだが、今はお父さんの田んぼの手伝いの片手間に野菜を作っているため、大変忙しく、やりたいことは山ほどあるが、時間的にも充分な管理が出来ないのが悩み・・・。自分で実際に職業としてたずさわってみると難しい事が多くて、なかなか思い通りにならない。今年初めて挑戦したスイカはいい状態になったところでまんまとカラスにやられてしまって本当にガッカリしたそうだ。

農業なんてするつもりなかった

話の途中で「実は農業なんてするつもりなかったんです。」とバツが悪そうに打ち明けてくれた高木さん。今でこそお父さんは見渡す限りの広大な田んぼを引き受ける専業農家としてがんばっておられるが、もともとは自分の家だけの分を作る兼業農家だったそうだ。それが10年ほど前から農業を専門にしてここまで大きくしていかれたのだとか・・。そんな環境の中で、高校卒業を前にどうしてもまだ就職したくなかった高木さんは、ここへ行くなら!と唯一お父さんがOKを出してくれたのが農業大学だった為、そこへの進学を決めたという。「進学の動機は不純だったが、そこで農業の楽しさと素晴らしさがわかり、この道へ進むことを決めたんです。」と照れくさそうに話してくれた。

口コミで評判になったトマト

今、特に力を入れているのがトマト。もともと学校がトマトのハウスを持っていてそこでやっていたのだとか。高木さんのトマト、何と試験的にプランターで育てられているのだ。小量土壌で機械で自動的に液肥を巡廻させて作る方法だ。ハウスの中にずらりと並んだプランターには美味しそうなトマトがたくさん実っていた。高木さんのトマトは今のところ、マキノ町の道の駅とマキノピックランドでのみ販売。完熟の状態で出荷しているので、「おいしい」と大変評判がいい。今は大玉を作っているが、これから秋にかけて中玉を作っていきたいとのことだ。その後はユリやストックなどの花作りにも挑戦したいと生き生きと語ってくれた。

夢に向かって!

「厳しいがやりがいがあり、毎日楽しくやっている。まだまだ農家としては半人前だが、これからどんどん頑張っていきたいと思う。」と力強く語ってくれた高木さんの顔は汗と笑顔でキラキラ輝いていた。これからの農業を支え、ますます頑張って欲しいと思う。

 

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