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掲載日: 2009.09.2

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森本 真敏さん (24歳・竜王町在住)

―聴覚障がい者オリンピック― デフリンピックに出場決定!9月に台北で開かれる聴覚障がい者のオリンピック「デフリンピック」に出場が決定し、ハンマー投げで自己の「世界ろう者記録(63㍍25)」の更新を目指す、竜王町在住の森本真敏さんが今回の素敵な人。

努力の積み重ねが実る!

森本さんは、滋賀県立聾話学校の高等部からハンマー投げを始めた。それまでは野球をしていたが、同校に野球部がなく、先生の勧めもあったからだった。当時は陸上競技の投てき選手の中では小柄で、ハンマーの飛距離が伸びずに悩んだ。練習を積み重ねるうち、記録が伸びて、楽しさが増し、夢中になった。インターハイに出場し、頭角を現していった。

大学時代に自己ベスト

高校卒業後、筑波大学に進学。引き続きハンマー投げに取り組んだが、体格の良いアスリートが多く、不安を持った。仲間が、聴覚障がいのある森本さんを特別扱いしなかったので、練習に没頭できた。大学在学中の07(平成19)年、自己ベストで現在の世界ろう者記録を打ち立てた。「日々の努力が実り、とてもうれしかった」と、振り返る。

4年前の悔しさバネに

今回のデフリンピック出場には、「やっと出場できるという思いです」と笑顔を隠さない。4年前のメルボルン大会では、出場選手候補に選ばれながらも、最終選考で漏れた。悔しい思いをバネに、頑張って来たという。
ハンマー投げは、一見、鉄の玉を遠くに投げる単純なスポーツに思われがちだが、練習には苦労が多い。森本さんの場合、記録が順調に伸びず、悩んだ時期があった。投げ方や練習方法に工夫や改良を重ねて、切り抜けてきた。「台北大会での目標は、自分の持っている世界記録を超えることと、金メダルをとることです」ときっぱり言う。

「勇気」と「元気」を吹き込みたい

現在は、母校の聾話学校で陸上部の指導にあたっている。「聴覚障がいのある子どもに勇気と元気を吹き込んでいけるように頑張ります」とさわやかな笑顔で話してくれた。

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