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掲載日: 2011.11.15

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ミュージシャン JERRYBEANS (大津市在住)

メンバー全員が不登校の過去を持つ3人組バンド「JERRYBEANS」が、音楽とメッセージで不登校への理解を求める活動「マイペースプロジェクト」を発足させた。不登校、いじめ、自殺……自らの体験をありのままにさらけ出した彼らの音楽と言葉は、聴く人の心を大きく揺さぶり、共感を呼んでいる。

涙を流して 聞いてくれる人がいた!

「学校へ行かなかったら楽だと思っていたのに、不登校になったら家にもいる場所がなくなりました」
「自殺をしようとした僕に、母親が『死ななあかんほど悪いことしてんのか』と泣きながら抱きしめてくれました」
八田さんたちの、こんな話や音楽を熱心に聴いてくれる人がいた。ボロボロ泣きながら「生きていてよかった」と握手を求めてくる人もいた。02年、不登校をテーマにしたコンサートでこんな体験をし、自分たちが生きている意味を知った。

「暗闇」の中で見つけた「光」

リーダーの八田典之さんが、双子の山崎史朗・雄介兄弟と出会ったのは「不登校児を抱える親の会」だった。
不登校で親を困らせている……でも学校にも行けない……。焦りの中で、人目を避けるように引きこもりがちだった3人を、親が引き合わせてくれた。
家が近く、毎日のように3人でボール遊びや魚釣りをした。八田さんがギターを弾くと、2人も音楽に興味を持つようになった。そんなとき、八田さんが習っていたピアノ教室の先生から「発表会で演奏しないか」と誘われた。1人では無理でも、3人ならできると、思い切って出ることにした。緊張をやわらげるために、サングラスをかけ、ずっと天井を見て歌った。
終わると何かが吹っ切れていた。

来年は100カ所で公演

転機は02年に訪れた。養護学校の先生が八田さんたちのことを知り、不登校をテーマにコンサートを依頼してきた。冒頭に紹介したのはその1シーンである。聴衆の反応を通して、それまで隠してきた不登校の過去とつらさを、ありのままの言葉で伝えることに意味があることに気付いた。
それからは、依頼があるたびに小中学校や高校でライブをするようになった。「不登校の子も苦しんでいる事がわかりました」「ありのままでよいと言われ、少し楽になりました」などと、多くの感想が寄せられた。
「マイペースプロジェクト」を設立したのは、バンドを結成してから10年ほどたった2010年のことで、高知県の先生の勉強会がきっかけになった。先生を前に自分たちの言葉で、子どもの気持ちを訴えたところ大きな反響があった。
来年は100カ所で公演を予定している。
「僕らが立ち止まった時間は自分や家族と向き合うための必要な時間だったのかも……。心に悩みを抱える人にこれからも『大丈夫だよ』と伝え続けたい。人生いつでもやり直せます」
リーダーの八田さんは今年、ようやく高校を卒業した。これまで、卒業できていなかったことがずっと心にひっかかっていた。引きこもっている人にはテレビだけが情報源なので、テレビに出て、悩みを抱えている人に訴えかけていきたいと言う。
♪何度も迷いながら歩いている
その道は誰とも違うから
君はしゃんと胸を張っていいのさ♪
(取材・福本)

 

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