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掲載日: 2012.09.19

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田村 健太郎さん(守山市在住・70歳)

絵画、写真、低山登り、平地歩き、電車旅……多彩な趣味を持つ田村健太郎さん。旅を楽しみ、そこで描いた風景画で個展を開き、絵や写真をホームページに発表しながら仲間との交流を広げる。趣味をうまく組み合わせることで、高齢化社会を素敵に楽しんでいる。

旅の出会いを絵や写真に

低山登りや平地歩き、JRの「青春18きっぷ」を利用して電車旅をするなど、出歩くことが大好きな田村さん。徒歩で琵琶湖を一周したこともあるという。
思いがけない人や風景との出会いをカメラに収め、心に残った風景をスケッチし、水彩やアクリル絵の具で仕上げる。
「知らない町を歩いていると、どんな出会いが待っているのだろうかとワクワクしてきます。これが旅の醍醐味です」自分が描きたいと思ったものを気の向くままに描く。絵や写真はホームページ「低山歩きとスケッチ」で紹介する。誰かに見て欲しいとか、何かを伝えたいなど特に考えているわけではないというが、ホームページを見た人との出会いがまた生まれ、交流の輪が広がっていく。

退職を機に「生き方」変える

子どものころから絵を描くのが好きだった。特別な学校で習ったことはないが、近所の日本画の先生の所にはよく遊びに行った。就職してからも絵が好きな仲間と同好会を作り、油絵を描き、登山や旅を楽しんだが、結婚してからはあまり絵筆を持たなくなった。
しかし10年前、退職を機会に「残りの人生、自分がやりたいことを思いっきりやってみよう」と考え、絵を再開。時間を見つけては旅に出るようになった。
画家の児玉紘一さんの絵画教室や、「寺田みのるさんと行くスケッチ旅行」などにも参加。たくさんの仲間ができた。
これまでに訪れた所は数え切れない。出身地の奈良をはじめ、滋賀や京都、海外にも旅をし、描いてきた。
ローマのスケッチ旅行では、主催者の寺田さんがローマに詳しく、日本人がめったに行かない場所にも連れて行ってもらった。そこで描いた絵をホームページに載せたところローマからメールが届いてビックリ。
そこに住む日本人からだった。「こんなところに日本人が来てくれたなんてうれしい……」と書かれているのを読んで感激した。こういう出会いがあるからスケッチ旅行はやめられないと田村さんは言う。
毎年、守山市駅前総合案内所での個展と梅田スカイビル空中庭園でのセキスイグループ4社のOB会展(積美展)に出品。今年の春には日野町のわたむきホール虹でも個展を開いた。多くの人が訪れ好評だった。

東日本大震災被災地で「絵手紙教室」

昨年10月には児玉さんらと東日本大震災の被災地を訪れ、ボランティアで「絵手紙教室」を開いた。子どもたちが楽しそうに絵を描く姿がとても印象的だった。
「これからも健康でいられる限り、いろいろな場所に出かけ、たくさんの人や風景と出会い、人生をかみしめていこうと思います。絵画教室や旅先で出会う人は圧倒的に女性が多いのですが、男性にも、もっと人生を楽しんでほしいと思い
ます」
(取材・澤井)

 

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