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掲載日: 2013.03.19

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伊吹高校男子ホッケー部のみなさん(米原市)

伊吹高校男子ホッケー部が昨年開かれた全国高等学校選抜ホッケー大会、高校総体(インターハイ)、国民体育大会少年男子の部で優勝し、夢の「年間3冠」を達成した。そして、今年もまた新チームで3月22日から開かれる全国高等学校選抜ホッケー大会に挑む。

きっかけはびわこ国体

ホッケーはサッカーとよく似たスポーツで、11人が1チームとなって相手ゴールにボールを入れて得点を争う。
ボールの大きさは野球のボールぐらいだが、硬さはゴルフボールに似ている。
このボールを先端の曲がったスティックで操るが、コントロールが難しく、高度な技術が必要だ。
伊吹高校ホッケー部は滋賀県でびわこ国体(1981年)が開かれたことをきっかけに創部された。歴史が古いように思われるが、全国高等学校選抜ホッケー大会が44年前にスタートしていることを考えると、むしろ後発組だともいえる。
しかしその戦績は見事なもので、全国選抜大会4回、インターハイ2回、国体4回、合計10回の優勝を勝ち取っている。

早くから親しむ

強さの秘密は、まず第一に選手層の厚さにある。びわこ国体のときから地域に根付くよう努力されてきたこともあって、スポーツ少年団などで子どものころからホッケーに親しんできた選手が多い。
現在、県内には長浜高校、米原高校など五つの高校に、中学校でも伊吹山中学校、彦根南中学校にホッケー部がある。中高生の合同練習も少なくない。
こうした背景から伊吹高校でも、高校からホッケーを始めたのは3人だけ。残り9人のメンバーは中学校時代からのホッケープレーヤーだ。
このクラブを指導するのは、就任7年目の北川幸生(きたがわゆきお)監督。自身も伊吹高校のホッケー部出身だ。

「伸び伸びしたパワー」が原動力

昨年10月 国体で優勝して

もう一つの強さのポイントはその「指導方針」にある。
特別な猛特訓をするのではなく、単に「選手の自主性を尊重すること」だという。「無理に枠にはめず、伸び伸びと選手の長所を伸ばすように心掛けています。自分で考え、自分で行動し、苦しい局面を自分で乗り越える力を養っていくように指導しています」と北川監督。
選手一人一人の能力をしっかり引き出し、試合中に監督の指示を待たずにとっさの判断ができる能力が身についていたからこそ、全国レベルの大会での3冠を達成できたといえる。
この地域は伊吹山のふもとで雪が多く、冬季はランニングやウエートトレーニング中心の練習にならざるを得ない。地道な努力が厳しい条件をプラスに転じさせ、輝かしい戦績として実を結んだ。
(取材・鋒山)

 

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