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掲載日: 2013.06.26

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指揮者 篠崎 靖男さん(45歳)

京都に生まれ、滋賀で育った世界的指揮者の篠崎靖男(しのざきやすお)さん。ロンドンを拠点に、フィンランド・キュミ室内管弦楽団の芸術監督を務めるなど、これまで多くのオーケストラを指揮してきた。その篠崎さんが13年前、滋賀県日野町に1粒の“音楽の種”をまいた。同町「わたむきホール虹」で、2年に一度開かれるオーケストラ「ムジカ・チェレステ」の演奏会。本物の音楽を楽しむことができるコンサートとして今、大きな花を咲かせている。

小さな町にこそ“甘美な音楽”(ムジカ・チェレステ)を!

演奏会誕生のきっかけは十数年前、篠崎さんがウイーンに留学したときだった。
「ヨーロッパでは小さな町でもクラシックコンサートが盛んに開かれ、良質の音楽が楽しめます。しかし、日本では大都市以外では難しいのが普通です。だから、滋賀にもヨーロッパのように身近で良質な音楽を普及させたいと、滋賀発のオーケストラを思いついたのです」
日野町を選んだ理由は、大都市からは離れていながらも、すばらしい音響のホールと熱意あるスタッフがそろっていること。また、非常に歴史のある町で、観客の文化的関心も高いと感じたから。ここなら最高の音楽を提供できると思ったという。
「普段、オーケストラのサウンドに触れる機会が無い方にこそ、本物の演奏をする必要があります。分かりにくい話かもしれませんが、ほとんどの方にとって、初めてその曲を生で聴く体験が、その曲の第一印象になるので、しっかり演奏しなくてはいけません。これは、簡単なことではないのです」
ムジカ・チェレステとは、イタリア語で「甘美な音楽」という意味。毎回、篠崎さんの趣旨に賛同した実力派奏者が駆け付け、本格的な演奏を披露している。

人生の方向変えた1本のドキュメンタリー

姉がバレエを習っていたこともあって、幼いころから音楽に親しみ、白鳥の湖を子守歌に育った。
姉と一緒にピアノを習い、幼稚園児のときすでにステレオに向かって指揮棒を振って遊んだという。
小学校になると、学校の音楽の授業だけでは満足できず、母親にレコードをねだってクラシックを聴くようになった。
だが、中学までは家業のそば屋を継ぐつもりだったという。
もともと指揮者に興味はあったが、プロを目指そうと考え始めたのは中学3年生のとき。姉がビデオに録画してくれた小澤征爾さんのドキュメンタリー番組を見て、指揮者への憧れを抑えられなくなった。
「自分一人なら音はひとつですが、オーケストラはバイオリンだけでも20以上あります。さまざまな音色がひとつになって音楽が創り出されています。指揮者は『オーケストラ』という楽器の演奏家でもあります」
高校ではブラスバンド部に入部。先輩や先生に恵まれた。
桐朋学園大学に進学した後、さらにウイーン国立大学へ留学。1993年にアントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。2000年には第2回シベリウス国際指揮者コンクールで第2位を受賞した。

講演会で鑑賞楽しく

8回目となるオーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会は、わたむきホール虹の開館20周年を記念し、7月14日に開かれる。ロンドンを拠点に活躍する世界的ピアニスト・小川典子(おがわのりこ)さんを招き、ストラビンスキーのバレエ組曲「プルチネルラ」、ラべルの傑作「ピアノ協奏曲ト短調」、ブラームスの「交響曲第1番」が演奏される。さらに、開演前に講演会や「地元演奏家によるロビーコンサート」なども予定されており、クラシックになじみの浅い人でも楽しめるようになっている。
(取材・越智田)

 

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