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掲載日: 2014.09.16

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オーボエ奏者 奥田 真理子さん(守山市出身、ドイツ ワイマール在住・34歳)

守山市出身のオーボエ奏者、奥田真理子(おくだまりこ)さんは、「本場ドイツのオーケストラ団員になりたい!」という夢を抱いて10年前にドイツに留学。現在、州立ワイマール歌劇場管弦楽団副首席奏者として活躍している。

ジャンケンに負けて

奥田さんがオーボエを始めたのは中学生のとき。吹奏楽部でフルートを吹いていたが、先輩が引退し誰かがオーボエに変わらなければいけないというときに、ジャンケンに負けて不本意にもオーボエを吹くことになったのだという。
ところが、練習を重ねていくうちに少しずつオーボエが好きになり、中学を卒業して膳所高校に進学したころにはすっかりオーボエに夢中になっていた。京都市立芸術大学音楽学部の受験を目指して同大学の渡邊潤也(わたなべじゅんや)先生(当時)のレッスンを受けて勉強を続けた。だが、オーボエの合格者は毎年1、2人という狭き門で、現役の年は合格できなかった。渡邊先生からは「類いまれな才能ある人はプロの中でも世界で数人。才能の量は変えられない。ただ、努力の量は変えられるし、それによって差が出る」と言われ、再チャレンジすることにした。
1日8時間以上の猛勉強を続け、その年の8月、「びわ湖音楽祭99」のオーディションに合格。この音楽祭で総勢80人のオーケストラの一員として演奏し、一番オーボエ奏者の大役も務めた。演奏が終わって指揮者から花束をもらったとき「お客さんから拍手をもらう仕事はなんて幸せなのだろう」とプロの音楽家への憧れを強く抱いた。
翌年の受験で同大学に合格。オーボエの合格者はたった1人だった。

同じやるなら本場で

大学卒業を目前にした時、プロの音楽家になるためにはどうしたらいいかと悩んだ。そのとき、「どうせやるなら本場ドイツのオーケストラに入りたい」と思い、両親の理解もあって、ドイツ留学を決意。2004年、ドイツのライプツィヒ音楽大学に入学。08年にはドイツケルン音楽大学に編入した。
留学して一年目。それまでの吹き方を先生から否定され、だんだんオーボエが下手になっていくような気がした。しかし、2年目に入って、短期契約のオーディションに合格するなど、次第に結果が出るようになった。小さくまとまりがちな演奏に広がりをもたせようと、先生はわざと演奏を崩してくれていたのだと気がついた。その後、大学修士課程修了審査では審査員全員から最高点を得て卒業した。
学生生活を送る一方、オーケストラのオーディションに数多く応募。現在の仕事が決まるまで、送った応募書類は100通以上に上った。書類選考で落ちることもあり、招待状をもらってオーディションを受けることができても、結果が出るまでには時間がかかった。

何度もくり返し挑戦

08年からベルン交響楽団の首席オーボエ奏者を務め、その後11年から州立ワイマール歌劇場管弦楽団の副首席オーボエ奏者に就任。今年8月には、日本でお世話になった人々に勉強の成果を披露するべく、滋賀で初のリサイタルを開いた。
「オーディションに何度不合格になっても、すぐに次のオーディションを目指しました」
音楽家への夢を花開かせたのは、結果にめげることなく何度もチャレンジし続ける熱意だった。
(取材・鋒山)

 

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