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掲載日: 2015.05.20

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株式会社日に新た館 館長 森本 薫さん(63歳)

会社に翻弄されるのがサラリーマンの人生。転勤や異動など、本人はもちろん家族まで影響を受ける。機械メーカー・ダイフクのグループ会社「日に新た館」の館長・森本薫(もりもとかおる)さんは会社でも、家でも「楽しむ心」を大切にしながら、仕事と家庭、そして遊びにも全力投球してきた。仕事一辺倒ではなく「よく遊び、よく働く」を実践してきた森本さんの生き方とはどんなものなのだろうか。

異動転勤、大歓迎!

学生時代、「就職するなら、有名でなくてもいいから面白いことをやっている会社、その分野でNO.1の会社」と決めていたという森本さん。ウィークデーは思いきり仕事に打ち込み、休日には思いきりスキーや登山を楽しもうと考えていた。そんな森本さんが選んだ会社がダイフクだった。
ダイフクは生産や物流の作業に関わるマテリアルハンドリング機器の世界トップ企業。ファクトリー・オートメーション(FA)のほか、ディストリビューション・オートメーション(DA)の分野では流通業などの配送センターの自動化システムやボウリング機器、果ては機械式納骨堂システムまで多岐にわたる。22カ国に生産・販売拠点を持ち、従業員7000人超の上場企業だ。
「新しいことを学び、新しいことを体験しつつ、なにごともしっかり楽しみたい」
転勤・異動は大歓迎。静岡営業所を皮切りに20代で浜松出張所所長、30代後半で東京本社営業部、そして新設の高崎支店では課長から支店長に昇進。
50代後半で東京、大阪の支店長を経験し、新分野の環境機器の開発に挑戦し、技術開発室長も務めた。会社が新しい事をしようとするときにはいつも“切り込み隊長”として参加してきたが、そんな森本さんにも絶対に譲れない一線があった。それは「家族と一緒に暮らすこと」。
単身赴任なんてとんでもない。そのため、子どもの学校の節目に合わせて転勤願いを出すように心掛けた。家庭と会社の変化を先取りしながら双方に遅れをとらないようにするためだ。
家族との会話を大切にし、食卓を囲む時は必ずテレビを消す。家族旅行も欠かさないという。

環境重視の会社に誇り

日野町にある滋賀事業所は自然に恵まれた環境で人間性豊かな生産性の高い工場を目指す同社の「インダストリアル・パーク構想」を形にしたもの。面積は120万平方㍍、東京ディズニーランドとディズニーシーの1.2倍の敷地のうち40㌫を自然のままに残し、カスミサンショウウオなど絶滅危惧種を含む600種類以上の生き物との共存を計っている。
森本さんは学生時代に環境問題に取り組んでおり、環境を重視した会社の姿勢に誇りを感じているという。
森本さんが館長を務めている「日に新た館」はこの工場内にある。同社の機器150種400点を展示する総合展示場では、実際に稼働している状態が見学できるという。

スポーツにも打ちこむ

森本さんのモットーは「よく遊び、よく働く 」。これを貫くことができたのは、森本さんが仕事で実績を上げて来たからではないだろうか。
「逆ですよ、よく遊ぶからよく働けるんですよ。仕事を遊びにしてしまえば、仕事が楽しくなるでしょう。いずれにせよ、仕事を工夫することが大切なんです」
スポーツマンでもある森本さんは、SAJ(全日本スキー連盟)指導員の資格や、スキューバダイビングのライセンスも持っている。マラソン、サイクリング、トライアスロンなどを楽しむほか、56歳から始めた弓道は4段の腕前。スポーツも森本さんの原動力となっている。
(取材・越智田)

 

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