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子育てママの温かサークル!子どもと一緒に絵を描こう

掲載日: 2024.01.22

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イラストレーター まちょ(おやま ゆかこ)さん(草津市在住)

草津市在住のイラストレーター まちょ(おやま ゆかこ)さんは、JR南草津駅前の市民交流プラザで月一回開かれる「しがクロッキー部」を主宰している。毎回10人ほどが集まり、参加者が交代でモデルになってクロッキーを描く。メンバーの多くは子育て中のママさんで、工芸作家や美術の先生なども参加する「絵を描く人の交流の場」になっている。

温もりあふれるイラストの世界

フリーのイラストレーターとして活躍するまちょさんは、5歳と3歳の子育て真っ最中。草津市子育て支援サイト「ぽかぽかタウン」の挿絵をはじめ、手掛ける作品には「お母さん」や「子ども」が度々登場し、温かい雰囲気が伝わってくる。子育てで忙しいお母さんが疲れないよう、絵は細かく描きすぎないよう心掛けているという。

まちょさんがイラストレーターになったのは7年前。出身は富山県南砺市で、京都工芸繊維大学入学と同時に京都に移り住んだ。デザイン科学専攻修士課程を卒業後、企業に就職したが「多くの人に見てもらえる、暮らしに生きたデザイン」を制作したいと、自らフリーランスのイラストレーターの道を選んだ。大手企業はじめ自治体からの依頼を受けイラストやグラフィックデザインを手掛ける傍ら、京都の「瑞泉寺クロッキー部」に通ってイラストの腕を磨いた。プロのイラストレーターも参加する由緒ある団体で、学生時代から参加していたが、結婚、出産を経て3年前に草津に引っ越してからは行きづらくなった。

絵を描く人が集う場を

「滋賀には子連れでも絵を描ける場所が見つかりませんでした。無いなら作ってしまおう!」と、友人と一緒に2016年8月「しがクロッキー部」を立ち上げた。「子どもが生まれても描くことや制作することを続けてほしいと考えています。子連れでも気軽に参加してほしいです。しがクロッキー部が世代を問わず描く人の集いの場となってくれればと願っています」

5分ほどで描き上げるクロッキーは、子どもが側にいても気軽に描きやすい。開催日には赤ちゃんから幼稚園児まで5人くらい集まることもある。クロッキーの技術指導は無いが希望者で作品を鑑賞しあう。「私はサインペンで描くことが多いですが画材は自由です。季節によって浴衣を着たりハロウィンの仮装をしたり楽しみながら描いています。毎年、クロッキー部の参加者でグループ展も開きます」

子育て中でもあきらめないで!

「引っ越してきたころは知らない土地で二人目を産んだばかりだったので、半年ほどはあまり外に出ずに過ごしました。しかし、草津市は市民活動が盛んな町で育児サークルも多く、活動に参加するようになると友人もでき、子育てで外に出なかった頃よりもずっと楽しくなりました」と、まちょさん。

子どもの遊び場やイベント会場に行ったときは、その場所をわかりやすく紹介するイラストを描くこともある。「子育ては大変なこともありますが、外に出かけると大変さがやわらぎます。子連れでも気軽に出かけられる場を作ったり、そういう場を紹介したりすることで、子育てが楽になる手助けをしたいです。親御さんが楽しく過ごすことが子育てにつながると思います。子どもがいてもあきらめずいろいろな活動に参加してほしいです」(取材:2018年6月 鋒山)

※クロッキー:短時間で対象の特徴をとらえて描く練習のこと

 

 

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