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作る楽しさ 使う喜び
ポーセラーツの魅力を広げたい

掲載日: 2024.04.16

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ポーセラーツ・ポーセリンアート教室 アトリエ S*aina
主宰 野村 早苗(のむら さなえ)さん(東近江市在住)

白磁の器に転写紙を貼り、電気窯で焼成して作品を作る「ポーセラーツ」。東近江市小田苅町でポーセラーツ・サロン S*aina(エスアイナ)を主宰する野村 早苗さんは、サロンから既に卒業生10名を輩出し、ポーセラーツを楽しむ人の輪を広げている。今秋開催予定の作品展では、作品を使って楽しむティータイムコーナーを会場に設け、ポーセラーツの楽しさを提案する。

世界に一つだけの器を作る

野村さんがポーセラーツを始めたのは8年前、友人に誘われて教室に通うようになってからだ。
フルーツ柄、花柄、レース柄、和柄…自分の好きな柄の転写紙を切り取り白磁の器に貼り付けて焼成する。
白い食器が世界に一つだけのオリジナル食器に生まれ変わる。今まで習い事はすぐ飽きて長続きしなかったが、ポーセラーツの楽しさを実感し講師の資格を取得するまでになった。
資格取得後の2013年春自宅で小さな教室を開講し、2017年にはスペースを広げて現在の場所に移した。
「転写紙を貼って焼成し上絵の具を塗って焼成。金彩を塗ってまた焼成と、手間をかけて仕上げることで高級ブランドのようなティーカップも作れます。生徒さんから『手作りの食器に盛り付けて出すと、子どもが苦手な食べものでも食べてくれるようになり、食器を大切にするようになりました』と嬉しい声をいただきました。食育につながっていると思うと嬉しいです」

ファッションと同じ感覚で柄選び

生徒から作りたい作品のイメージを聞き、約300種類の転写紙から柄を一緒に選ぶ。
ポーセラーツの柄選びは服の柄選びと似ており、ファッションに関心が高い野村さんにとって一番楽しい時間だ。
大きな花柄は元気な印象を与え、小花は上品なイメージを醸し出す。ストライプは太線だとカジュアル、細いと落ち着いた雰囲気が出てくる。
色や柄の合わせ方に正解はなく、組合せは無限にある。

本格的な手描きに挑戦!

2016年彩色チャイナペインティングの資格も取得した。一昨年からフランスのセーブル窯で絵付けを学んだ先生に師事し、本格的な手描き技法に挑戦している。いつか本場のヨーロッパに絵付け留学したいと夢見る。
現在11月に彦根で開催予定の作品展に向けて準備中だが、体験ワークショップや作品を使った喫茶コーナーも計画している。
「趣味として生涯続けられるポーセラーツの楽しさをたくさんの人に伝えたいです。ポーセラーツは気軽に始められるお稽古事ですから」
(取材:2019年9月 鋒山)

●お問い合わせ
日本ヴォーグ社認定
ポーセラーツインストラクター 野村早苗
E-mail:s.aina.3737@gmail.com

 

 

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