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ガラスが織りなす 和みの空間

掲載日: 2021.07.5

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造形作家 周防 苑子(すおう そのこ)さん(彦根市在住)

ハンダ溶接した枠にガラスをはめ込み、できた空間にドライフラワーなどを入れて仕上げた「ハコミドリ」。6年前、オンラインショップで発売するとたちまち人気沸騰。材料となるガラスは廃材で、普通なら捨てられるものが周防さんの手によって輝きを取り戻し、オシャレな和みの作品へと生まれ変わる。

都会から古里へ

実家は東近江市能登川で代々続く生花店だが、周防さんは花が特に好きなわけではなかった。京都精華大学で社会メディアを勉強し、卒業後東京のPR会社に就職した。憧れだった都会のOLになり充実した毎日を送っていたが、休日はほとんど返上の日々だった。ある年、帰省した周防さんの激やせした姿を見た両親は気遣い、「ゆっくりしたら」と声をかけた。このままこの仕事を続けていたら身が持たなくなると感じていた周防さんは、迷った末26歳のとき会社を辞めて帰郷。暇な時間を利用してSNSで交流のある人や英会話教室を開いている人、マルシェを主催している人など色々な人たちに出会った。「私もこの滋賀で何かしたい。私に何ができるのか…を考えました」

廃材のガラスが生まれ変わる

もともと手先が器用だった周防さん。東京で習っていたステンドグラスの技術と実家の花やグリーンを組み合わせて何かオシャレなものができないかと考えた。近所に親戚のガラス工場があることを思い出し訪ねると、箱の中に何百枚もの廃棄されたガラスがあった。早速貰って持ち帰り作ってみた。透明のガラスの中に、家にある花やサボテンを入れるとスタイリッシュな作品になった。写真を撮りSNSに配信すると想像以上に反響が大きかった。
2014年11月にブランド「HACOMIDORI」を立ち上げ、オンラインショップで発売するとすぐ完売し生産が追いつかなくなった。テレビや雑誌に取り上げられたり、トークイベントに参加したりすることも多くなった。作品はすべてハンドメイド。現在は二人の制作スタッフに手伝ってもらっているが、最後は自分で仕上げる。市場で花を選びドライフラワーにするが、時には近くの山に行って野草を採り押し花にして使うこともある。数センチのものから高さ1メートルを超える作品を制作することもあるが、ガラスに触っていると次々とデザインが湧いてくるという。

人が集う場所に

クラウドファンディングで資金を募り、彦根の琵琶湖畔にアトリエとカフェが入ったショップ「VOID A PART」を滋賀県立大学建築学部の授業の一環で作ってもらい、2016年春オープンさせた。今年3月からは東京の人気カフェで修行を積んだ小川さん夫妻が「きみと珈琲」を開き、週末には行列ができるほどの盛況ぶりだ。「広い空間で制作でき家賃も安いので、その分を東京での催事や個展の旅費に充てています。今後海外展開もしていきたいです。早いもので制作を始めて7年、建物がオープンして5年経ちました。『楽しそうだね』といつも見守ってくれている両親に感謝しています。滋賀でたくさんの人と出会って刺激を受けたことが今の自分につながっています。この場所に人が集い、そこから何か面白いことが生まれるとうれしいです」

 

●お問い合わせ
HACOMIDORI(ハコミドリ)
造形作家 周防苑子
ホームページ
HACOMIDORI | ハコミドリ
VOID A PART

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