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掲載日: 2013.04.3

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押し花アーティスト 岡田孝子さん(守山市在住・61歳)

一つの専門スキルが人生を豊かにしてくれることがある。岡田孝子(おかだたかこ)さんは「押し花アート」で作品を作ったり、贈ったり、さらに教室で教えたり……。子どもや大人はもちろんだが、認知症のお年寄りなどの心も癒やし、活躍している。

卒園児へのプレゼントがきっかけ

岡田さんは1972年から2004年まで32年間、幼稚園と保育園に勤務。在職中、卒園する子どもたちに何か記念品を贈りたいと考え、園庭に咲いている花を押し花にして手紙と一緒に贈ってみた。すると保護者から「すてきな思い出ができた」と、とても喜んでもらえた。
これをきっかけに岡田さんは押し花に興味を持ち、1999年に岡田さんの師となる酒井可奈子(さかいかなこ)さんの押し花体験会に参加。さらにその素晴らしさに引き込まれていった。
その後、保育園に勤めながら押し花の技術を身に付け、2001年日本ヴォーグ社「ふしぎな花倶楽部」のインストラクターの資格を取得した。
細かな花や葉を使って風景を表現した岡田さんの作品は、まさに「花」を使った絵画。それまでの「押し花は、花の美しさを残した植物標本」という先入観を完全に打ち砕くものだ。

繊細でユニーク

「想い出の小径現像」

花壇で育てられた花はもちろんのこと、野に咲く花や植物なら何でも押し花にできるという。花束やブーケなどもしっかり乾燥させ、押し花にしておけば10年ほどは美しさが保てる。
岡田さんの作品を見た人から「わが家の庭の花をぜひ、押し花にしてほしい」と頼まれることも少なくない。
花びらを一つ一つ組み合わせて描いた作品は精緻で美しい。バラの花を使ってチューリップを表現したり、ナスビの皮でホタルの羽を、あじさいの花で瓶を表現するなど、発想もユニークだ。
05年から毎年、関西扇面芸術展に出展。滋賀県知事賞や京都府知事賞などを受賞している。

押し花で社会貢献

「光の中で」

生徒に教える岡田さん(右)

03年、勤務先の保育園でけがをして仕事が続けられなくなったことがきっかけとなり、「押し花を教えることに専念しよう」と、押し花の楽しさの「おすそ分け」を始めた。
06年、押し花インストラクターの今井和子(いまいかずこ)さんと一緒に守山市の「さんさん守山」で押し花教室をオープン。続いて野洲市の福祉施設でも講師を務め、自治会や老人会などの出前講座も受け持っている。ある福祉施設では認知症の人の参加もあり、押し花をしているときの穏やかな表情に、心底癒やされるという。最近は大阪や奈良まで出張することも珍しくない。
また、守山市の社会福祉協議会から押し花のカレンダーを依頼され、一人暮らしのお年寄りから大喜びされたたことも忘れられないという。
現在、個展を精力的に開き、日野町の「わたむきホール虹」や守山市駅前総合案内所などでの作品展のほか、一昨年には念願だった夫の徹(とおる)さんの写真展とのコラボレーションも実現させた。
(取材・澤井)

 

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