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掲載日: 2015.01.20

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ピアニスト 北川 恵美さん(竜王町在住・42歳)

2月15日にびわ湖ホールでソロリサイタルを開くピアニストの北川恵美(きたがわえみ)さん。 小学4年生で関西フィルハーモニー管弦楽団と共演、6年生でヤマハの音楽コンクールグランプリに輝くなど、幼いころから才能を発揮してきたが、プロへの道を輝かしいものにしたのは、芸大卒業後に出した1通の手紙だった。

「手紙届いたのは奇跡」

東京芸術大を優秀な成績で卒業したが、音楽で生きていく道を模索し、アルバイトで生活しながら室内楽団を結成した。1年間活動したが、自主公演をしているだけでは道は開けないと思い、留学を決意。ドイツ国立フライブルク音楽大学の教授だったティボール・ハザイさんの活躍を知り、手紙とともに自分の演奏の録音テープを送った。後日、ハザイさんから返信があった。住所やつづりにたくさんの間違いがあったといい、「あなたの手紙が届いたのは奇跡だ」と聞かされた。ハザイさんから「自分のところへ来なさい」と言われ、フライブルク音楽大学大学院を受験。試験官の満場一致で合格した。 北川さんは、ハザイさんから「音楽は豊かで楽しいものであり、普段の日常生活、人間の精神と深く結びついたものである」という考え方を学んだ。

3人の師に導かれて

ハザイさんの他に北川さんにとって忘れることのできない音楽の師が2人いる。 最初の師は、子どものときに受けた音楽コンクール審査員だった相愛大学教授の児嶋一江(こじまかずえ)さん。児嶋さんの指導は厳しかったが、音楽の基礎を徹底的に叩きこまれ、生演奏、CD、コンサートを問わず、一流の音楽に触れることの大切を教えてもらった。 第2の師は、児嶋さんの師匠にあたる東京芸術大名誉教授の小林仁(こばやしひとし)さん。小林さんからは音楽に対する謙虚な姿勢を教えられた。 「児嶋先生が音楽の基礎を、小林先生が音楽の面白さを、そしてハザイ先生は言葉でなく、音楽で通じ合う喜びを教えてもらいました。自分にとって大切な時期に大切な先生に出会えたことで、今の私があります」

来月15日にソロリサイタル

フライブルク音楽大学大学院を首席で修了した北川さんは、帰国後、関西を中心に精力的にソロやアンサンブルのリサイタルをこなし、メルボルンで日豪親善演奏会に出演するなど、実力派ピアニストとして頭角を現した。 2001年度平和堂財団芸術奨励賞を、14年度滋賀県文化奨励賞をそれぞれ受賞。現在、大阪音楽大、同志社女子大、石山高校音楽科、相愛中学校音楽進学コースで講師を勤めている。 2月15日には、びわ湖ホールでソロリサイタルを開く予定で、スターリンの独裁政治下で強く生きたショスタコーヴィチとプロコフィエフ2 人のロシア作曲家のソナタ、プレリュード、バレエ音楽などを演奏する。 「激動の時代を強く生き抜いた2人の音楽から、厳しい時代を生きる私たちの希望となる何かを感じてもらえたらうれしいですね」 (取材・福本)

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