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音楽教育に かけた情熱30年! 夫婦デュオで音楽の楽しさ伝える

掲載日: 2018.03.26

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福留真循さん 福留弘子さん (近江八幡市在住)

近江八幡市若葉町の「フクトメピアノ・バイオリン教室」は、今年開設30周年を迎える。夫の福留真循(ふくとめ まさゆき)さんがピアノ、妻の福留弘子(ふくとめ ひろこ)さんがバイオリンを教えるこの音楽教室は、数々の音楽コンクール入賞者を輩出するとともに、幼児から年配の人まで幅広い層の生徒を指導している。さらに、夫婦による「デュオmf(メゾフォルテ)」を結成し、全国各地のコンサートなどに出演。音楽のある暮らしの楽しさを伝えている。

本物の音を伝えたい

レッスン室に真循さんのピアノと、弘子さんのバイオリンの音が響く。「デュオmf」としても演奏活動する二人の間合いはぴったり。真循さんは独身のころからピアノ教室を開いていたが、結婚を機に夫婦で新たに「フクトメピアノ・バイオリン教室」を開いた。知り合いが少なかったので僅かな生徒から始めた。発表会も開けないほどだったが、徐々に口コミで増えていった。
「レッスンは技術だけでなく、本物の音を聴いてもらいます。ポイントは、ピアノもバイオリンも手の力を抜くことです」

楽器はハートで弾く

最初は生徒を音楽大学に入学させることが目標で、どこまで伸びてくれるかが楽しみで教えていた。「怖い先生だと思われていたと思います」と真循さん。教えたことができていないと、来ても意味がないと帰らせたこともあった。
「30年経った今、楽器はハートで弾いて楽しむものだとしみじみ思います。本当に楽器が好きな生徒はハートが違うのがわかります。好きで続けている生徒は、人に言われなくてもできるようになります。私たちは生徒に自分で考えさせ、わからないことや知らないことだけ教えます。自分で『やってみよう!』『試してみよう!』と、コツコツ努力する生徒を育てたいのです。そして、いつかほかの分野でもその能力が発揮できるようになって欲しいと願っています。」

「デュオmf」を結成

開設後しばらくすると2人での演奏依頼が多くなり、2004年「デュオmf」を結成した。
「本番前、もっと音を出して!などとお互い妥協のない打ち合わせをするのですが、本番では相手のタイミングがわかり呼吸が不思議と合います。これが『あうんの呼吸』というのかもしれません。良い演奏ができたときの感動はひとしおです。」

暮らしの中に音楽を

現在3歳から70歳代まで多数の生徒を教えているが、最近は大人になってから習いに来る人が増えているという。
「30年良く続けてこられたと、生徒に感謝しています。子どものころから始めて、40歳を過ぎても神戸から通ってきてくれる生徒もいます。生徒が仕事を持ちながらも生活の中で音楽を楽しんでいる姿を見ると、私たちは音楽の素晴らしさを伝えられているのかなと感じます。ぜひ気軽に楽器を楽しんでみてください。」
4月22日、近江八幡市文化会館大ホールで行われる開設30周年の記念発表会では、ピアノにかける想いが強い2人の生徒がベートーベンの「皇帝」を弾く。ピアノやバイオリンだけでなくビオラ、チェロ、コントラバスも交えた素晴らしい演奏会になりそうだ。(取材・峰山)

☆4月22日(日)
フクトメピアノ・バイオリン教室 30周年記念発表会
近江八幡市文化会館大ホール

 

●お問い合わせ
フクトメピアノ・バイオリン教室
近江八幡市若葉町五丁目1871-37
TEL:0748-37-4681
http://www.fukutomepianoviolin.com

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