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陸軍八日市飛行場の正門が、冲原神社(東近江市東沖野)の境内に移築され残っている。
八日市飛行場には飛行第三連隊や大阪陸軍航空廠八日市分廠なども置かれ、終戦時には飛行第244戦隊や第237・254飛行場大隊などが駐屯していた。
飛行機を米軍からの空襲に備え退避させるための掩体(えんたい)群が、東近江市布引山(ぬのびきやま)丘陵地帯に残されている。昭和19(1944)年~昭和20(1945)年にかけて造られたもので、未完成のコンクリート製のドーム型の屋根をもつものや土製のものなど17基の掩体がある。
東近江市柴原町の農地で現在も使われている柴原揚水機場は、八日市飛行場の拡張に伴って存続が危ぶまれたが、食糧の増産も重要な国策であったため陸軍の判断で残された。
< 2025年06月9日(月) 取材:髙山博光 >
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